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鬱は何やら言いたげに私を見る。見つめ返すと、照れるわ。と顔を隠された。
「あの、私そろそろ部活行くんやけど」
ut「え、今日部活あるん？」
まぁ、一応最後の日やしな。冬休み中の部活の日も今日分かるし。
「鬱はないの？」
ut「多分、無い筈や…。まじか、今日はAちゃんと一緒に帰ろ思てたんやけどなぁ。」
な、何それ。
私の胸の辺りがきゅうっとなる。
ut「いやでも部活あるならしゃーないな」
「…え、待っててくれへんの？」
私はついしまった！！というように口を塞ぐ。何で言葉に出しちゃったの私！
鬱はニヤニヤしてくるし。最悪。
「べ、別に待っててほしいとか思ってないから！！」
そう言って教室を出る。そしてパソコン室へと走った。
後ろから、待ってるから！と声が聞こえる。でも絶対顔赤いから振り向けず、走った。
ーーー
先生「それじゃあ本日の部活はここまでで。冬休みもあるから、忘れずにね」
「はーい」
ありがとうございました。と顧問に礼をする。
あいつ、待ってるなんて言ってたけど…。
そう思うと一気に胸がきゅうっとなる。何やこれは。
syp「帰らんの？」
「あ、あぁうん。帰るで」
最後にショッピが鍵を閉めてくれて、二人ならんで歩く。
syp「あ、大先生」
え、ど、どこ？
ショッピの見る方向を追うと、私の教室で。そこには鬱と、美人と言われている女子がいた。
その瞬間、なんでか泣きそうになってしまって。足を止める。
syp「…A？」
「…あ、だ、いじょうぶ。行こ」
私はもうそちらを見ないようにしてショッピと職員室まで歩く。
ショッピが鍵を返す間、先程の事が頭から離れない。
…シャオロンくんが言ってた、多分今日、って何もなかったな。
そういえば昔、ショッピから女好きやって聞いてたやんか。
彼も私のことを好きなんやないかって、勘違い、してたみたいやな。
そう思うと涙が出てしまった。
やばい、止めんと。
syp「え、ちょ、どうしたん。やっぱおかしいやん今日」
「な、んでもない」
syp「なんでもなくないやろ。強がんなくてええから。とりあえず帰ろ」
珍しい顔をするショッピに付いていき、学校を出た。鬱と帰る約束していたけど、どうしよう。このまま付いていって良いのかな。
syp「大先生やろ、原因。さっきの見て、嫌な気持ちなったん？」
何で分かるんやろう。と思いながら、そう。と頷く。すると彼は携帯を取り出し、電話をかけた。
syp「…あぁ、もしもし。大先生。」
「！！」
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ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 完結まで読んでくださりありがとうございました！神作と言っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！(^.^) (1月24日 22時) (
レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 完結おめでとうございます！考察あっててバリ嬉しいです()神作ありがとうございました！！ (1月24日 20時) (レス) @page23 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» ご指摘ありがとうございます！大山生になってて大草原不可避でした笑 (11月29日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 11のzmニキのいっちゃん最初のセリフが多分誤字ってると思います！神作品をあざます！！無理なく更新頑張ってくださいね！！ (11月29日 21時) (レス) @page11 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 先の展開にこれからもご注目ください！果たしてどうなるのでしょうか！？！？ (11月28日 15時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年10月29日 12時
