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ロボロ君と談笑していると、体育館から美織と同じクラスメイトの女子達が出てきた。劇の練習終わったのかな。
その中に混じって、鬱も出てくる。
ut「な、な、文化祭一緒に回らへん？」
女子「えー？どうしよっかなー？」
女子「てかあんた彼女いたんちゃうの？」
ut「彼女？居らへん居らへん！俺は皆が彼女やねんで？」
女子「さいてーじゃん！」
rbr「大先生、あいつまたやってんねや…」
「…」
私、なんでこんなにモヤモヤするんだろう。
鬱が私だけやなくて、他の女の子とも、仲良くしてるからとか。
いや、違う。
鬱が美織のこと好きなくせに、他の女の子口説いてるからやな。絶対そうや。うん。決して嫉妬なんかしてない。
そんなことを考えていると、鬱と目があった。その途端に笑顔になり、こちらに近寄ってくる彼。
ut「Aちゃん！？と、ロボロやん！二人でなにしてん！」
彼は私とロボロ君の間に入ってきた。
rbr「大先生、さっき女の子口説いてたやん」
ut「え？なんのこと？」
私はじーっと鬱をみる。すると鬱はそれに気付いて、ニコッと笑った。
ut「なに？Aちゃん嫉妬した？」
嫉妬…？
「…してないし！」
私はそのまま仕事戻るから！と言って教室に戻った。
ut「……ふむふむ」
ーーー
ut「Aちゃーん」
「な、なに」
放課後、鬱に話しかけられる。席が離れても、相変わらず私のところに来るのね。
ut「今日一緒に帰らへん？二人で」
「美織と帰ったら？」
ut「いや、ほら！アドバイスほしいねん！」
「直接聞いたら？」
いつものこの攻防もなんだか嬉しくなってしまう。これが美織の為やったとしても。
なんだかんだいいながらも、玄関まで行って一緒に帰ってしまうのだけど。
でも、今日は違った。
女子「鬱くん！」
ut「あ、ゆり？どした？」
ゆりちゃんは一緒に帰ろ！と微笑んだ。とてもかわいい。私なんかより。
鬱も満更でもない顔してるし、今日は一人で帰ろうかな。
ut「あー、でもごめんな？今日は彼女と一緒やから」
「！」
彼の手が私の肩に回ってる！？
は！？あ、あり得ない！
で、でも、振りほどけない…いやじゃないし…
ut「…Aちゃん？」
「なに…」
ut「…」
ドキドキって心臓がうるさい。
ut「…かわい」
「…っ！わ、私帰る！」
ut「あっ！ちょっとまっ…！」
私は彼の手を振りきって走って逃げた。
体力がない私はすぐバテてしまったけど。
顔なんか赤くない。ドキドキなんかしてない。
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ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 完結まで読んでくださりありがとうございました！神作と言っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！(^.^) (1月24日 22時) (
レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 完結おめでとうございます！考察あっててバリ嬉しいです()神作ありがとうございました！！ (1月24日 20時) (レス) @page23 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» ご指摘ありがとうございます！大山生になってて大草原不可避でした笑 (11月29日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 11のzmニキのいっちゃん最初のセリフが多分誤字ってると思います！神作品をあざます！！無理なく更新頑張ってくださいね！！ (11月29日 21時) (レス) @page11 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 先の展開にこれからもご注目ください！果たしてどうなるのでしょうか！？！？ (11月28日 15時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年10月29日 12時
