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翌日。隣の席に座ってくる鬱に聞いてみることにした。
「鬱、美織のこと好きなの？」
すると彼は驚いた表情の後、明らかに目を泳がせた。
ut「…まぁ、仲良くなりたいっては思ってるけど〜」
やはりか…。私の読みは当たっていた。
やはり彼の目的は美織。知ってた。
「で？仲を取り持ってほしいとか？」
ut「あー…まぁてか、好きなものとか知りたいんよなって。俺去年別クラやったしさ！」
「なるほどね」
まぁ、誰と付き合うか決めるのは美織だし…。他の友達にも協力してるから、鬱にも協力しよう。
「わかった。協力するよ」
ut「ほんま！？ありがとうAちゃん！」
彼は私の手を取り、嬉しそうに腕をぶんぶん振った。そんなに嬉しいんか。
にしてもまた、か。やっぱり期待しないで正解やった。好きなのは大体私じゃなくて美織やもんね。私と仲良くなりたいって言う奴は。
やめやめ。考えんのは止めよ。
ってか、たしかこいつ、生粋の女好きってショッピが言ってたような…？
「やっぱやめよっかな…？」
ut「えっ」
ーーー
休み時間
ut「Aちゃん！早速聞かせて！」
「さートイレトイレ」
昼休み
ut「一緒にご飯食べへん？ほら、話聞きたい！」
「嫌。協力しないってば。」
放課後
ut「Aちゃん！今日部活無いし一緒に帰ろうで！」
「え、嫌」
ut「なんで！？」
逆になんでこんな諦めないの！？冷たい態度とってしまっているのに…。
私は荷物を持って、ショッピの待つクラスに向かおうとした。が、鬱に鞄を捕まれる。
ut「なーなー協力してやぁ」
「やめるって言ったじゃない」
めそめそしてくる鬱を剥がそうとするが、やはり男性の力は強い。
syp「……なにしてんすか」
「あ、ショッピ！助けて！」
ut「ショッピ！助けて！」
ショッピは立ち尽くしながらもニヤニヤしている。何このカオスな状況。
「離して！」
ut「お願いやAちゃん…」
syp「ウケるなw」
鬱はだんだんと手が上がっていき、とうとう私の手を掴む。
「うあぁもう！わかった！分かったから！」
だから離して。とお願いすると彼はしばらく離さなかった。
な、何なの？じっと見つめて…
意外と綺麗な顔してる…じゃなくて。
「は、離してくれない？」
ut「あぁ、ごめんごめん。」
そう言って離してくれた。はぁ…。調子狂うなぁもう。
syp「じゃ、俺はこの辺で」
「え？ショッピ？」
syp「デート楽しんで」
「え、デートじゃない」
ut「ほーい」
おいこら鬱
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ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 完結まで読んでくださりありがとうございました！神作と言っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！(^.^) (1月24日 22時) (
レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 完結おめでとうございます！考察あっててバリ嬉しいです()神作ありがとうございました！！ (1月24日 20時) (レス) @page23 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» ご指摘ありがとうございます！大山生になってて大草原不可避でした笑 (11月29日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 11のzmニキのいっちゃん最初のセリフが多分誤字ってると思います！神作品をあざます！！無理なく更新頑張ってくださいね！！ (11月29日 21時) (レス) @page11 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 先の展開にこれからもご注目ください！果たしてどうなるのでしょうか！？！？ (11月28日 15時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年10月29日 12時
