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お手洗いから出ると、何故かシャオロンが廊下に居た。どうやら、私を待っていたらしく、手を振っている。
「待っていてくれてたの？ありがとう」
sha「いや、ええねんで。Aちゃん一人にさせたら心配やから、女の子やし」
不覚にもキュンとしました。(20代女性)
二人で部屋に戻ると、コネシマは寝ており、鬱は伏せて、みくちゃんはまだ飲んでおり、真琴だけがやっほーとこちらに手を振った。
真琴「見ての通りほぼ皆潰れたんでそろそろ帰ろう」
みく「そうね〜、コネシマくんも鬱くんも弱すぎ！でも面白かったからまた来ようね〜！」
sha「はは！二人に伝えとくわ」
シャオロンは左にコネシマ、右に鬱を抱えてタクシーを呼んだ。会計はとお財布を出そうとすると、俺の奢りやから！とシャオロンが払ってくれた。
しばらくして来たタクシーに二人を乗っけてシャオロンも乗り込むと、送ってあげられんくてごめんな？また明日。と、爽やかに去っていった。
真琴「あいつ、あーいうところがモテるんやろうな」
みく「それな」
本当にそれは同感。
ーーー
飲み会の次の日は二日酔い…何てことはなく、ほぼ飲んでいない私はピンピンしていた。隣のコネシマは言うまでもない。
kn「おぅ、おはようA…」
「おはようコネシマ、きつそうやな。大丈夫？」
彼に問うと、大丈夫、と言いつつ、そんな感じではなさそうだ。
そりゃあ、あんなに飲んでいたらそうなるわな。
真琴「A、ちょっと」
真琴に呼ばれて部屋を出ると、彼女からとあるメッセージを見せられる。
鬱:[真琴ちゃん、Aちゃんに看病してって言ったら来てくれるかな]
はい？
どういうこと？と真琴を見ると、彼女はどうにかしろと私を見ていた。
真琴「あいつ体調崩したらしいから看病したって。私もずっとメンヘラのお守りは出来ないし。」
あいつも本人に送れよね。なんて溜め息を着く彼女に言いたい。私は勘違いしないように気を張っているのだが。
そんなことしたら…
真琴「まぁ、してあげたら？看病。別に同僚だし、大丈夫でしょ」
「…やってやるわ」
看病したって私は勘違いしないんだから！
まぁ、普通に心配やし
スポドリとか買って持っていってあげよ。
ーーー
鬱には事前に真琴から体調が悪いと聞いたので看病に来ました。と伝えた。即返信が来た。
家の場所を教えてもらい、そこに来た。
…随分と良い家なのね。
インターホンを鳴らすと、すぐに出てきた。待機してた？
彼はふわりと笑った
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年12月23日 17時
