レンタル彼女【em】 ページ49
私はレンタル彼女をやっている。まぁ、彼氏も居ないし、いろんな人と話すのは楽しいから続けている。ま、お給料がええのが一番やけども。
えぇと、今日のお客様は…同い年の人や。大学も頭のいいところやん。希望は…清楚で話を聞いてくれる人。うぅむ…。
とりあえず清楚なワンピースを着て、待ち合わせ場所に向かう。
「…あれ？エーミールやん。久々やね」
em「A！？な、なんでここに！？」
幼馴染みのエーミールがそこにいた。懐かしい親友についオフモードになってしまう。いけない。仕事仕事。
というか、服の特徴…エーミールのと似てるな。ってか大学も聞いてたとことおんなじやし。
もしかして。
「…エーミール、レンタル彼女頼んでる？」
em「な、なぜそれを！？」
……まじか
「私が今日来ることになってるんやけど…。変更する？」
em「い、いえ！このまま行きましょう！」
エーミールと二人並んで歩く。なんか不思議な気分だ。
とりあえずおすすめだという喫茶店に入る。
「あのさ、なんでレンタル彼女利用したん？」
エーミールなら利用しなくても、彼女居てそうなのに。てか実際居るんや無いの？と言うと、彼女は居ません！と首をぶんぶんと横に振った。
em「社会勉強にと強制的に登録させられたのですよ。だから、一回きりにしようと思って」
まさかその一回に、Aが来るとは思っていなかったという彼。ま、そりゃそうやな。
というかこれ普通に遊び来たみたいなもんやしなぁ。
em「Aは、なんでレンタル彼女を？」
「あー、まぁ、うちも社会勉強みたいなもん？彼氏ずっと居らんしな」
em「そ、そか。」
彼はそのまま俯いた。
em「やったらその、色んな男性とデートしたりするんか？」
「そりゃね。でも色んな話を聞けるよー。」
まぁ、結構手とかを触ってくる男性も居るけど、少数やし。
エーミールは、そっか。と少し悲しそうやった。
ーーー
喫茶店を後にして二人で公園を歩く。もうすぐ終わりの時間。
「……終わりやな。今日はありがとう」
em「あ、あの！A」
「ん？」
エーミールがいきなり私の手を握る。
em「また、利用してもええかな」
「……てか、友達やし次は普通に遊びに行こ。デートやなくて」
em「俺は…デートが良いです」
「…へ」
握られた手に更に力が入る。デートがいいってどういう。
em「また予約居れるから」
「あ、ありがとう」
この反応であってるのか…？
翌日、本当に彼からの予約が入っていた。
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ほたて(プロフ) - ピッピ168号さん» お話を読んでいただき、コメントをくださり、ありがとうございます！続き書いてみます…！ (7月1日 20時) (
レス) @page26 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あの、サプライズ【ut】の夢主ちゃんの誤解が解けたあとのお話って、書いていただけたりしますか…？ (7月1日 14時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - まるさん» こちらこそ、ご指摘していただいてありがとうございました！作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2023年4月21日 19時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ほたてさん» なるほど！？そうだったのですね…。こちらも確認不足で申し訳ないです💦 続編ということで、一旦スルーしていたのですが、該当作品を見た後にまた戻ってきます！ (2023年4月20日 23時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 烏丸さん» ありがとうございます！読んでいただいてとても嬉しいです！バッドエンド苦手意識がありましたが、褒めていただいて自信がつきました！これからもがんばります！ (2023年4月19日 23時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年3月1日 23時
