幼馴染みはモテない【rbr】 ページ39
「ロボロさ、なんでこんなにいい人やのにモテんのやろうね」
「やっぱ変態やから？」
「その可能性はかなりある」
そう言って午後の◯茶を午前中に飲む幼馴染みはA。罪深いやつ。
それだけやない。
こいつは、俺の恋人候補を探している。ほんまに、罪深いで。やって俺は
こいつが好きやから
「あ、ねね、ロボロ、この人どう？可愛くない？」
「…かわええな」
ちょっと嫉妬してほしくて素直に感想を述べる。
「やんね！彼女にもロボロのこと、話してみよ！」
「…」
うん、分かってたわ。はいはい知ってた
ちょっとくらい嫉妬してもええんちゃうか？…まぁ、脈は無いんやろうなぁ。彼女にとって、俺は、ただの幼馴染み。
「ロボロのいいとこ、一杯伝えてくる！」
…まぁ、こいつに恋してる、なんて。俺も大概やな。
ーーー
「みほちゃん！やからね、ロボロは」
「ねぇ、私思ったのだけどさ、A、相当ロボロくんのこと好きだよねぇ」
え？私が？ロボロを？
「ないない！やってロボロは幼馴染みだよ？向こうもそれ以上に思ってないって！」
「そーかなぁ？私的には二人お似合いだけど？」
お似合いって…。初めて言われたな。
てかそのままみほちゃんはどっか行ったし…。うーん、今回もあかんかったらしいわ。ごめんロボロ。
「なんでかなぁ、ロボロ、良いとこいーっぱいあるのに…」
「あ、A。こんなとこ居ったんか。」
「わぁ！ロボロ！なに？」
いきなりの彼の登場に驚く。
そして思い浮かぶ、先程の言葉。
お似合い…私と、ロボロが？
「…」
「…？A？」
…ないない！やっぱなし！私とロボロは似合わないよ！
ロボロ、こんなにかっこいいのに。私は、似合わないでしょ。
「A、顔、赤いで？」
「あ……」
か、顔なんか赤くない！とそっぽを向こうとしたら、向けなかった。彼のせいで。
「は、離してや…」
「…ふふ、変な顔やな。Aは笑ってた方がかわええで」
「か！？」
こいつ、こんなこと言えるように！？それを今まで紹介した女の子に言いなよ！？
…でも、なんとなくモヤモヤするのは、なぜだろう…
「…ロボロ…」
何となく今顔を見せたくなくて、離してほしいという気持ちを込めて彼を見つめると、彼の顔もだんだん赤くなる。
「ロボロ？」
「A、ごめん」
いきなり、顔が近くなり、唇に何かが触れる。
これは、まさか
「ごめん、してもうた…」
「…うん」
残念ながら、もう頭は働かない。
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ほたて(プロフ) - ピッピ168号さん» お話を読んでいただき、コメントをくださり、ありがとうございます！続き書いてみます…！ (7月1日 20時) (
レス) @page26 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あの、サプライズ【ut】の夢主ちゃんの誤解が解けたあとのお話って、書いていただけたりしますか…？ (7月1日 14時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - まるさん» こちらこそ、ご指摘していただいてありがとうございました！作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2023年4月21日 19時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ほたてさん» なるほど！？そうだったのですね…。こちらも確認不足で申し訳ないです💦 続編ということで、一旦スルーしていたのですが、該当作品を見た後にまた戻ってきます！ (2023年4月20日 23時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 烏丸さん» ありがとうございます！読んでいただいてとても嬉しいです！バッドエンド苦手意識がありましたが、褒めていただいて自信がつきました！これからもがんばります！ (2023年4月19日 23時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年3月1日 23時
