好きです。付き合ってください。【rbr】 ページ20
「なぁなぁ、三組のロボロってやつが、お前のこと好きらしいぜ！」
「え…？ロボロくん？」
男友達から教えられたこと。でも何だか微妙な気持ち。
…ロボロくんを知らないし。
「ま、まぁ？俺もお前のこと…」
「Aさーん！呼ばれてるよー！」
「はーい！」
一体誰だろうか…。とドアの方に行くと、私と同じくらいの背の顔を隠した男の子が立っていた。
「えっと…？」
「あ、あの！俺、桃瀬 朗って言うんやけど…その、Aさん！好きです！付き合ってください！！」
いや待って、そもそも誰か分かんないし！
てか、こんなところで告白なんて…！
教室内はかなりざわつき、女子からはきゃー！なんて聞こえる。
隠れているはずの彼の目が見える。綺麗な桃色…。
「…お、お友達からで？」
何だか気になる男の子だな。
ーーー
「Aさん！一緒にご飯食べよや！」
「桃瀬くん。良いよ。」
あの日から桃瀬くん…。皆からはロボロくんと呼ばれている彼とよく話すようになった。彼はとても面白くて、時間を忘れちゃう。
「それで友人とゲームしながら俺はコーラとかポテ○ングとか食べたりすんねんけど」
「楽しそう」
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムなってしもたな。そろそろ教室戻るな？」
「あ、うん！」
何だか寂しいな…。もっと話したいな、なんて。
ーーー
とある日の放課後、今日は部活が無い日だったからロボロくんと一緒にパンケーキを食べに行く約束をしていた。
彼の方から告白してくれてから早１ヶ月。私ももう、彼を気になっていた。
よし、告白、してみようかな…。
と、とりあえず！ロボロくんのところに行こ。
「A！」
そんな時、誰かが私を呼んだ。それはロボロくんが私を好きだと教えてくれた友人。
「どうしたの？」
「…ずっと好きやった。俺と付き合ってくれ！！」
思いも寄らない告白にびっくりしてしまった。彼の目を見るとめちゃくちゃ真剣で。
でも、
「…ごめんなさい」
「…ま、そーだよな！聞いてくれて、ありがとう！」
私は…
「ロボロくん！お待たせ！」
「お、ほんなら行こか」
彼が好き。
ーーー
「…正直来てくれへんと思ってた」
「なんで？」
「されとったやん、告白…」
あぁ、聞こえていたのか。彼は少し悲しそうな目をする。
「断ったのよ」
「え、？」
「だって、私…」
あ、やばい、どうしよう、照れちゃう…
恥ずかしいよ…
「何？」
顔、熱いけど言わなきゃ！
「私は、あなたが…」
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ほたて(プロフ) - ピッピ168号さん» お話を読んでいただき、コメントをくださり、ありがとうございます！続き書いてみます…！ (7月1日 20時) (
レス) @page26 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あの、サプライズ【ut】の夢主ちゃんの誤解が解けたあとのお話って、書いていただけたりしますか…？ (7月1日 14時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - まるさん» こちらこそ、ご指摘していただいてありがとうございました！作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2023年4月21日 19時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ほたてさん» なるほど！？そうだったのですね…。こちらも確認不足で申し訳ないです💦 続編ということで、一旦スルーしていたのですが、該当作品を見た後にまた戻ってきます！ (2023年4月20日 23時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 烏丸さん» ありがとうございます！読んでいただいてとても嬉しいです！バッドエンド苦手意識がありましたが、褒めていただいて自信がつきました！これからもがんばります！ (2023年4月19日 23時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年3月1日 23時
