危機感持てやあほ！【sha】 ページ19
俺の幼馴染みはとにかく危機感がない。ほんまに。
「シャオロンおつ〜！部屋入れて！」
「いや、家帰れよ！」
「だってシャオん家の方が近いんだもん！入れて！あーつーい！！アイス買ってきたからさ！」
にへっと笑うAにいつも負けて部屋に入れてしまう俺もバカだけど。今日は泊まらせないようにせな。
毎回こんなんじゃ困るのだ。こっちだって男。それに長年片想いしてる相手。ほんまに困る。
「あー涼しい…家に帰りたくないー」
「いや帰んな？」
「えぇーいいじゃん！それにほら、夜遅いし！私暗いの無理だもん！ダメ？」
………ぐ、ぐうかわ。
「…わかったよ。」
「やったー！ありがとシャオ！」
彼女は笑顔になり、俺に抱きつく。いやもう慣れたけど！慣れたけど！！
「風呂！溜めてるから先入んな！？」
もうちょい危機感ってもんがないかね！？！？
ーーー
シャオロン…意識してくれてないよなぁ。あいつ私のこと女として見てない説。あるな。
「はぁ……」
私、Aは、幼馴染みのシャオロンがずーーっと前から好きなんだけど。中々意識して貰えない…
「こーんなにアピールしてるのに！」
さっきだって抱きついたら、慌てることなくお風呂場に入れられたし…。
ちゃぷんと湯船に浸かる。うーん、ナイスボディ。何てことはない平坦な身体。
「…もうちょい大きかったら振り向いてくれる説。あるな。」
よし！そうと決まればマッサージや！！
ーーー
「…さっきから何してるんすか…」
「胸大きくしてる」
「はぁ…」
お風呂上がった後、携帯で調べてマッサージをする。
夢中になっている内にシャオロンはお風呂から上がっており、ほかほかの彼が出てきた。はいイケメン。
「…べつそのままでもええんちゃう？」
「…シャオはどっち派？」
「別どっちでもない…お前なら別に何でも…」
とだけ言うとシャオロンは急に黙り。寝るわ。と寝室に向かおうとする。
「まてシャオロン」
「ハイ…」
「今の言葉…つまり……。」
私なら何でも…好きってことだったりする？
「……っうあぁもう！お前ほんま危機感ないねん！！」
「なっ」
そのままベッドに押し倒された私
「シャオロン…？」
「好き」
「…」
まって、なんでそんな、余裕の無い顔……
「もう止めんくてもええ？」
ふふ、嬉しいな…
「ええに決まっとる。」
好きです。付き合ってください。【rbr】→←あなたの熱で、忘れさせてほしい【ut】
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ほたて(プロフ) - ピッピ168号さん» お話を読んでいただき、コメントをくださり、ありがとうございます！続き書いてみます…！ (7月1日 20時) (
レス) @page26 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あの、サプライズ【ut】の夢主ちゃんの誤解が解けたあとのお話って、書いていただけたりしますか…？ (7月1日 14時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - まるさん» こちらこそ、ご指摘していただいてありがとうございました！作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2023年4月21日 19時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ほたてさん» なるほど！？そうだったのですね…。こちらも確認不足で申し訳ないです💦 続編ということで、一旦スルーしていたのですが、該当作品を見た後にまた戻ってきます！ (2023年4月20日 23時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 烏丸さん» ありがとうございます！読んでいただいてとても嬉しいです！バッドエンド苦手意識がありましたが、褒めていただいて自信がつきました！これからもがんばります！ (2023年4月19日 23時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年3月1日 23時
