好き好きゲージが見えるようになった。草。【tn】 ページ15
知らんかった…
ほんまに30歳過ぎても童◯なら魔法使いになれるなんて…
ーーー
俺はトントン。30歳。彼女。そんなものはいない。
なんかしらんが、魔法使いになったらしい。草。
気付いたのは一週間前。なんかよくゲームで見るゲージみたいなんあるなぁと思っていた。よくよくみたら「好き好きゲージ」という意味のわからない文字が書いてある。まぁ、多分俺への好感度が見えてるっぽい。
まぁ、大概は町歩いててもゼロのやつしか居らんし、仕事も大して困ることはない。
と、思っていた。
「トントン先輩。おはようございます。」
「お、おう。おはよ……」
こいつ、後輩のA。昔は教育係として接して、それなりに仲が良かったはずなのに、今では俺にだけ当たりが強くて、絶対俺のこと嫌われてると思う。が、出ている数値はなんと500%と、カンスト通り越している。
まさかのめっちゃ俺に好意向けてくれてたという。
これも、一週間前に知ったことだ。
でもその割にはめっちゃ睨んでくるんよなぁ…
目が合えばより一層怖くなるし。絶対俺のこと嫌いやろ…。
しかしゲージは増える一方。どうしたらええんや俺は。
ーーー
「んじゃ！かんぱーい！」
「かんぱーい！」
今日は飲み会。同期や先輩後輩、ほぼ全員来ている。もちろん、あの後輩も。
「トントンさーん、飲んでますー？」
そう声をかけてくるのは後輩の女の子。数値は85と高め。
えらいはだけてますやん。ちゃんと着てもろて…
「あぁ…まぁ。」
「ちょっとトントンさーん、どこ見てるんですかー？えっち！」
なんて嬉しそうに隠す彼女。なんやこいつどついたろか。
すると遠くからやめてくださいという声が聞こえる。
そちらを伺うと、Aと、それに絡む男。
どうも酔っ払った彼女をお持ち帰ろうとしているらしい。
「まぁ、トントンさんにならいいですよ？私。……抜け出しません？二人で」
「結構です」
なんでかは知らんけど、俺はAの手を引いて、この店を出た。
「あ、あの！トントン先輩！……助けて下さってありがとうございます」
「困ってたっぽかったし、ええで」
「すみません」
ふと彼女を見る。顔を赤くして、どこか落ち着かない表情。そして溜まりまくるゲージ。850%
「なんや、かわええやん」
「へ！？」
あ、思わず口にだしてしもた。
彼女の顔はみるみる赤くなる。そして、失礼します！！と言って、走って行ってしまった。
「…あー」
顔が熱いのはきっと気のせいだろう。
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ほたて(プロフ) - ピッピ168号さん» お話を読んでいただき、コメントをくださり、ありがとうございます！続き書いてみます…！ (7月1日 20時) (
レス) @page26 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あの、サプライズ【ut】の夢主ちゃんの誤解が解けたあとのお話って、書いていただけたりしますか…？ (7月1日 14時) (レス) @page26 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - まるさん» こちらこそ、ご指摘していただいてありがとうございました！作品を読んでいただいてありがとうございます！ (2023年4月21日 19時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ほたてさん» なるほど！？そうだったのですね…。こちらも確認不足で申し訳ないです💦 続編ということで、一旦スルーしていたのですが、該当作品を見た後にまた戻ってきます！ (2023年4月20日 23時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 烏丸さん» ありがとうございます！読んでいただいてとても嬉しいです！バッドエンド苦手意識がありましたが、褒めていただいて自信がつきました！これからもがんばります！ (2023年4月19日 23時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年3月1日 23時
