ゲームの相手がこんなにイケメンなんて聞いてない【sha】 (ページ7)

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イケメン6 ページ7

「ふ、フラ○フラン……」

ut「かわええもん一杯やんな～、あ、Aちゃんもなんか欲しいもんあるなら言うてな」

なんて言いながらピンクのかわいい食器をみる鬱先輩。
これかわいいなぁなんて見てる鬱先輩を横目に、私はフロアフレグランスを見た。おしゃれやなぁ。

？「あれ、Aちゃん？」

ふと、振り向くとそこにはシャオロンさんが居た。なぜ。

sha「やっぱAちゃんやんな！なんでこんなとこに……」

ut「Aちゃぁーん！やっぱこれにするわ！……って」

なんでこんなことに……とりあえず説明せねば、と思っていたら鬱先輩が驚いた顔をして

ut「シャオちゃんやん！なんや、買い物か？」

sha「なんで大先生が居るんよ！ちょっ、近寄らんで！」

あれ？二人ともお知り合い？

「お二人ともお知り合いなんですか？」

ut「そうやで！シャオロン、この子は俺の後輩で未来の彼女のAちゃんだよ。ハート」

またこの人はハートって口で言うんですね。というか未来の彼女じゃないですよ！？

「トン兄にチクりますね」

ut「あぁんﾁｭﾒﾀｧｲ……」

ふとシャオロンさんの方をみるとすごい悲しそうな顔をしていた。もしかして鬱先輩のこと、嫌いなん？あ、それとも私が居るからか？

sha「大先生。Aちゃんあんまいじめたらいかんで？」

ut「なんやシャオロン、お前Aちゃんとどんな関係やねん？」

sha「大切な友達や……」

シャオロンさん……お友達やと思ってくださるなんてお優しい……

鬱先輩はニヤァとすると、あ！俺予定あるの忘れた！何て言ってピンクの食器を買うとじゃっ！と言ってスキップしながら帰っていった。何だったんだ……
というかなんで今日呼ばれたんや。

一連の流れに呆然としているとシャオロンさんがじゃあさ、と切り出した。

sha「やったら、俺とご飯でも行かへん？Aちゃんと話したかってん。」

「え」

sha「あかん？」

いや、そんなポメラニアンみたいな顔されたら断れないよ…
まぁ、もともと仲良くなりたかったから喜んで了承し、ご飯を食べることに。
シャオロンさんはとても嬉しそうにしていた。

ーーー

シャオロンさんとレストランに入り、私はオムライス、シャオロンさんはハンバーグを頼んだ。
たくさん話すなかでトン兄と鬱先輩のお友達で、マイクラなどたくさんのゲームで遊んでいるという。とても強い友人が居ることや、声が大きい友人が居ると教えていただいた。

sha「それで…大先生の彼女なん？」

なぜ。