ゲームの相手がこんなにイケメンなんて聞いてない【sha】 (ページ3)

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イケメン2 ページ3

和気あいあいとした雰囲気の中、私はというとイケメンに質問責めにされていた。
いつゲームやりはじめたん？とか、大体どんくらいの頻度でやってるん？とか。
それに一個ずつ答えてはいるが緊張でしっかり答えられているかわからない。というかなぜこんな質問を？？

sha「いやぁ、俺あのゲームかなりやり込んでたんやけどさ、シーズンランクとか見ると絶対俺の上にワテラさん居るからどんな子なんやろーってギルド入ったんよねー。」

「そうなんですね…！」

確かに常にシーズンはかなり頑張ってたなぁ。今はシャオロンさんとよくシーズン行くけど、前は雫やお兄ちゃんとよく行っていた。懐かしい。

sha「俺さ、もうちょっとワテラさんと仲良くしたいんやけど…あかん？」

「え？ぜ、全然大丈夫ですよ！むしろ、こちらこそ仲良くしたいです！」

そう言うとほんま？と言いながら手を被せてくるイケメンことシャオロン。
………都会の仲良くするって手を繋ぐことなのかい？？
男性の経験の無い私はそれだけで慌ててしまう。シャオロンさんはというと、これおいしそうやねーと言いながら焼き鳥を食べている。
尚、手は離してくれず。
頭の中はぐるぐるしていた。

ーーー

雫「じゃあこの辺でお開きということで！皆さんありがとうございましたー！」

「ありがとう！またねー！」

雫「今日楽しかったね！にしても、おシャオさん、Aとずっと話してたねw」

「イケメンが隣にいるだけでもやばいのに…良い人ではあったけど。」

雫「そうや、帰ったらシーズン行く？久々トントンさんともしたいよね」

「お兄ちゃんねー、レポート大変そうやから来るか分からんけど一応聞いてみるね」

A:[お兄ちゃんシーズン行かない？]

トンの兄貴:[行く。]

「秒速で帰ってきたw」

じゃあ帰ったらしよ！と約束して雫と別れた。
家に帰り、パソコンを開くと即ログイン。そこにはお兄ちゃんとおシャオさんのログインの文字。さすがか？
いつもだったらおシャオさんに声をかけてるんだけど、今日はお兄ちゃんを招待する。すると着信が。

「あ、お兄ちゃん。招待してるよー」

tn「入る入る。あのさ。俺の友達もちょうど今ログインしてるんやけど入れても構わん？」

「雫に聞くー」

と言いながら雫に連絡をすると即答でOK。

お兄ちゃんのフレンド入るならおシャオさんも入れるか。人数多い方が楽やし。

「入れてええよー」

tn「じゃ、招待しまーす」

と言われ入ってきたのは。

おシャオさん。