コーナーの一角で【歌い手】★ (ページ12)

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6話ページ12

坂田side

まーしぃが腹抱えて笑ってるのを死んだ目で見つめる
Aちゃん。近くで見るとやっぱかわえーな。
まぁ、こんな事グダグダ続けてても意味ないので本題を切り出す。

さ「Aちゃんさぁ、この会場で株やってるやろ。
　俺この前見てん。ほら、あのクッピンで勝ったや
　つ。それでなぁ俺達ともやってくれへんかなぁっ
　て思てな。」

Aちゃんは心底嫌な顔をしながら答えた。

『嫌ですよ。あと名前で呼ぶのやめて下さい。』

やっぱな。まぁそうやろうと思った。だからここで最終兵器である紙をちらつかせる。

『こ、これ！！』

さ「そ、Aちゃんについて調べたやつ。
　
　もっかい聞くで、俺らと勝負しようや。」

Aちゃんは諦めたようにため息をついてから
わかりました。と渋々了解してくれた。

さ「じゃあ決まり！たしか仕事は10時に終わるや
　んな？待ってんで。」

じゃあいこか、とうらたさん達に声を掛けて俺達はバーを後にした。

さぁ、楽しませてや_________

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次から勝負編ですね。