はちかいめ！！！！！！ ページ7
悠「あれ？千里やん！
と、Aちゃん？」
千「坂田？どーしたん？」
悠「どーしたも、こーしたもないやん！
デートしとるん！？」
千「ちゃうで？遊びに来とるだけや。」
『う、うん……。そーだよ、坂田君！』
悠「そーやったんや！なら、俺も一緒でもええ？Aちゃん……？」ｼｮﾎﾞﾝ
『うっ……。私は良いですよ？』
悠「やったぁ！やっぱ、Aちゃんは優しいなぁ！思ってた通りやったわ！」
千「ほな、どこ行く〜？」
『ゎ、私は、何処でも良いですよ？』
千「あ！俺、Aちゃんに買いたい物あってん！」
『へ？ゎ、私に…？』
千「うん！やから、坂田と二人でちょっと待っとって？」
『…うん！』
悠「なぁ。」
『……はい？』
悠「君は、俺達に何目的で近付いとるん？」
『何目的、ですか……？そーですね。特に目的なんかないですよ…？』
悠「ほんま？嘘ついてへん？」
『強いて言うなら、折原君が守ったる、って言ってくれたから、ですかね…。』
悠「………どーゆー事なん。」
『私、去年いじめられていて。今年、折原君が隣になって、またいじめられるのを確信したんです。』
『で、折原君が“仲良くしよ！”って言ってくれた時も、断ったんです。“何で？”って悲しそうな顔で言われて、この事を言ったんです。そしたら、こうなって。何目的、って思われても、仕方ないですね。』
悠「そーやってんな。疑ってごめん。」
『いえ！別に気にしていませんし！』
悠「本当、ごめんな。」
『もう、いいです！謝らないで下さい！坂田君は、悪い事なんてしてませんよ！そう思われる行動をとったのは私なので、気にしないで下さい！』
悠「ええ子やなぁ。君は。」
『いい子なんかじゃ、ないですよ……。』
千「Aちゃーん！坂田ー！戻ったでー！」
『おかえり、折原君！』
悠「Aちゃん、ええ子やね。」
千「やろ？自慢のお隣さんやで！」
『自慢、なんて。そんないい子じゃないですよ…()』
千「ええ子や！それでええの！否定せんといてや！」
悠「そーやで！」
『ぁ、何かごめんなさい…w』
？「あれ？ぽんずちゃん？」
『え？』
？「やっぱり！
ファンです！握手、いいですか！？」
『いいよー！ファンなのー？いつも、応援ありがとねー！あ、有菜ちゃん？』
有「え！？覚えてくれてるの！？」
『最古参の子だよね！ホントにありがと！』
有「こちらこそ！いつも、ありがとです！」
『そんなwこっちの方がありがとだよ！』
有「あの、ツーショいいですか…？」
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作者名：かふ | 作成日時：2020年1月20日 0時
