うちの子達、なんかクセ強い？？？

ー暗殺組織•シエスター ページ9

No side

＿＿＿＿＿＿暗殺組織•シエスタ。

　シエスタとは、咲葱 紫杏を中心としてできた暗殺者集団である。しかし、暗殺者とは言っても、誰からでも依頼を受けるわけではなく、依頼元は、悪に何かしらを奪われた被害者達か警察からだ。金で全てを解決しようとする貴族や権力者は、話すら聞いてもらえないという。
　何故、利益のある者からの依頼を受けないのか。と、思う人も居るだろう。
　答えは簡単。利益だけを求める事、それがこの組織の『ルール』に反するからだ。

＿＿＿｢善を救い、悪を裁け。オレ達の様な人殺しは、それくらいでしか罪を償えない。｣
＿＿＿｢人々の助けになる事だけを考えろ。さすれば利益も自然と付いてくるさ。｣

『善を救い、悪を裁く』『利益で依頼を決めない』『善悪の判断を正確に』＿＿＿＿＿

　これが、この組織のポリシーであり、これを破れば処罰が与えられる。
　このポリシーのおかげか、警察からの連携の提案や、庶民からの信頼など、ありとあらゆる面で成功してきた。失敗なんて何ひとつない、完璧な集団だ。強いて言えば、ポリシーのせいで富裕層の汚い大人に目をつけられ、常に狙われている事くらいだろうか。しかし暗殺を生業としている組織だ。そんなことどうって事ない。

⁇｢ボス、これ依頼のリストです。確認して、依頼を通す物に判を押しておいて下さい。｣
シアン｢おぉ、草(そう)。ありがとな。後で見とく。…花(はな)は？｣
ハナ｢居るけど？｣
シアン｢ﾐ°ｯ｣ﾄﾞﾀﾞﾝｯ
ソウ｢ボス、ビビりすぎです。またイス倒して…壊れたらどうするんですか。｣
シアン｢倒れたオレの方は相変わらず心配してくんないね！！悲しいよオレは！！｣
ハナ｢嘘泣きすんな〜…てか、そろそろ時間じゃないの？早く行きなさいよ。｣
シアン｢そしてハナも相変わらず刺々しいなァ…行ってくるわ。｣
ソウ｢行ってらっしゃいませ。…あ、『姉さん』に会ったら、よろしくお願いします。｣
シアン｢はいよ〜…さてさて…｣


｢…裁かれる悪よ。明日の月は綺麗だろうな。｣


＿＿＿月の下には、今宵も朱い花が咲いていた。

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作者｢ネギちカッケェ枠に入れてやりたいけど、普段はただの頭イカれてるフィジカルゴリラ
　 だからなぁ…｣
シアン｢どいつもこいつもひでえこと言うなぁ…｣
作者｢さてさて、次回はようやくギャグに戻るよ！次回｢イﾝヌーを探せ！！｣
　 是非見て下さい！｣
作&シア｢｢おつネコ〜！！｣｣

ツクモ｢今日は犬さんを探しに行くのですっ！！｣三銃士(((アカン、うちのつーちゃん可愛すぎる…)))→←ー特殊機動部隊•トロイメライー

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