前世の上司を見つけました(白目) 【わ！】に！ (ページ2)

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2人からの報告ページ2

あの事件？の後､5人ほどでは無いが他の子達とも話せるようになった｡
仕事にも復帰して､未だ医療室に通うチーノとぴくととも話すようになった｡

「…」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…

そして､今は仕事をしています(白目)
いやー…すぐに溜まるねぇ…書類の山よ…
これは…過労死も有り得るわ…

「…ふぅ…」

一通り終わって､眉間をぐりぐりと解す｡
あ"ー…痛いんじゃあ…
あ､ちなあの子らはもうシリウス無しで留守番させてるよ｡
誰か来たら出ないで隠れる事とかルールに追加して､後は自由にさせてます｡
いや…マジでいい子なんだよね…
だってたまに帰るとめっちゃ綺麗なんだもん家…

「…今日で…1か月か…？」

たまにって言うのは､私が仕事場にずっといるから｡
自分で動いて任務やる時もあるし､書類やってて帰れないってのもある｡
シリウスは強制的に帰らせてます｡

皆に帰れって言われるけどさぁ…
一応､上司だし？
やれる事はやって､部下にはちゃんと帰って休んで欲しいからね｡
私？
私はぶっ倒れるまでだから(ﾆｯｺﾘ)
死ななきゃ安い←

ｺﾝｺﾝ

「開いてる」
「邪魔するでー」

テコテコと入ってきたのはチーノとぴくと｡
何か､用だろうか？

「どうした？」
「んー､言わんといけへんこと､あんねん」

チーノのその言葉に､私は少しだけ口を閉じ2人にソファに腰掛けるよう言って､飲み物を準備する｡

コトン､と目の前に置かれたのは､ほんのりと湯気の立つココアだった｡

「…で､話したい事とは？」

ちらり､と2人で視線を合わせまずは俺から話すことにした｡

「前､俺らを捕まえてた奴おったやん」
「…あぁ」
「そいつ､俺ん事､生粋の人間言ってたけど､俺､人狼なん」

シュルン､と隠していた耳と尾を出す｡
アルさんは､驚くことも無くその様子を見ていて､口を開いた｡

「…まぁ､何となく分かってた｡瞳孔が違うからな」
「…なんや､知ってたんか」
「確信は無かったよ｡今､うちにいる奴が人狼だったから､雰囲気で」

そう言って､珈琲を啜るアルさん｡
…本当は､最初から知ってたような気もすんねんけど…

「で､チーノだけじゃないだろ」
「…まぁ､そっすね」

俺より年上で､弱いであろうぴくとさんが話し始める｡
俺の話はもう終わったし､アルさんが入れてくれたココア飲んでよ｡