我らが総統の生活【w,rw，rd！】

生活1‐15 ページ15

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目を覚ますと今朝より体がよくなった気がした。ベッドを降りようとすると俺の手に手を重ね寝ているコネシマがいた

半袖半ズボンのくせに...



『風邪ひくぞ』



身体を揺さぶるが起きる気配なし。眠り姫か


椅子にかけてある黒の上着をコネシマの背中にかける。



コネシマは俺が具合が悪い時や嫌なことがあった時、ずっとそばにいてくれた。野生の勘というやつだろうか、嫌なことが起きる前には必ずと言っていいほど俺にべったり


コネシマの勘は外れたことがない



『...犬か』



頭を撫でると隣から視線を感じた。



『なんのようだ、オスマン』

os「様子見に来ただけめう。元気そうでよかったわ」



怖いぐらいににっこりと笑うオスマンをみてゾクッっとした。



os「グルッペン」

『なんだ』

os「...ちゃんと、俺のことも見て？」



一歩一歩近づいてくるオスマン。何故か逃げないのかと聞かれるが、まず逃げる理由がない



『俺はお前らに向き合う権利があるからな。にげては行けないんだ』

os「！...そっか。」

『心配ありがとうな、出来たらコネシマを部屋に運べるやつを呼んでくれるとありがたい』

os「シャオさん呼んでくるわ」

『ありがとう』



少しぼーっとして待っているとシャオロンが入ってきた。そして寝ているコネシマを抱えて出ていった。



『...あいつらは仲がいいのか悪いのか...』

os「わからないめう...。でも、仲ええやろな。
ほら、喧嘩するほど仲がいいって言うし」

『ああ、そうだな...。
それよりオスマン』

os「んー？」

『...抱きしめてくれないか？』

os「いいけど...？」



優しく包み込むように抱きしめてくれるオスマン。オスマンはほかのやつとは違って華奢で少し女っぽい体格をしている。少し筋肉はついているがな



『...やはりオスマンと抱きしめるのは落ち着くな。』

os「そりゃずっとピッタリやったもん。身体が覚えとんのやに」

『...お前が言うと意味深に聞こえるな』

os「ふふふw」



ずっと抱きしめているとオスマンが倒れてきた。そのまま押し倒される形になるがぎゅうっと抱きしめられるまま

頭を撫でると首あたりに擦り寄られる。


ふわふわしててくすぐったい

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