我らが総統の生活【w,rw，rd！】

生活1‐13 ページ13

*°



sn「ほんっと、無理しちゃダメだからね？いい？」

『わかってるぞ...』

sn「もう...。俺の彼女なんだからわがままぐらい言ってもええんやでな？」

『なぜそうなったのかはわからないが...温かいものが飲みたい...』

sn「俺が入れても？」

『頼む...。出来たらパッションフラワーで...』

sn「了解。ベットまで行ける？」

『大丈夫だ...』

sn「わかった。俺が来るまでベッドで絶対安静ね」



パタパタと総統室を出ていったしんぺい神。言われた通りに総統室の横にある自室の扉を開けベッドに寝転がる。

体を冷やさぬように暖かくして待っていると扉を開けられる。少しヒヤリとした空気が流れてきて身震いをする



sn「大丈夫？飲める？」

『ん...。大丈夫だ...』



ペ神に支えられながら起き上がる。普通に起き上がれるのだがと言おうとしたが心の中で止めておく。

神が入れてくれた紅茶を飲むとよく出来ましたと頭を撫でられる。



『これぐらいできる...。』

sn「ふふw」



少し喋っているとコネシマが中に入ってきた。すると勢いよく抱きついてきた



『どうしたんだ、コネシマ』

kn「...グルさんおらんくならんよな」

『当たり前だ』

kn「グルさんは俺らの神様やもんな...」

『...何がそんなに心配なんだ』

kn「...いつか...グルさんがおらんなるんちゃうかって...」



こいつがグルさんと呼んでいる時は参っているときだ。今回はどう落ち着かせよう

とりあえず優しく抱きしめる。こいつは体温が高いからな...



『...俺はコネシマ達の元を離れる気はないさ
それがお前らの望みなら...総統として、仲間として、かならず守る』

kn「...かっこええこというやん」

『いつもだろう。それより私は眠いんだ...』


そう言ってうとうとしていると強く抱きしめられた。
そのまま俺は2人の温かさに包まれながら眠りに落ちた

生活1‐14→←生活1‐12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す