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第54話 ページ8

リビングに行くとおかんがごはんを用意してくれていた。



『あれ怪我しとるやんか。どないしたん?』



崇裕 「あっこけてもうて…

 

  でもまぁ大丈夫やで!!もう痛くないし!!」




『ふぅーん…こけたなぁ。


 手当てするからこっちおいで。』



と、戸棚から救急箱を出して、俺のおでこを手当てしてくれた。




崇裕 「ありがとう!」


『ん。ええよ。気ぃ付けてな。』



崇裕 「はーい!」




危なー…でもばれへんかったみたいやな。

よかったぁ…。





母SIDE




崇裕 「ってことがあったんよ。」




『こけたわけではないような傷跡な気もしてんけど、補助輪はついてたから言えへんかってん。』



望 「へぇー!」


『一瞬いじめられてるんやないかってひやひやしたんやからな?

 まぁその日以外けがもしてなかったし友達とも仲ようしてたから安心したけど』

崇裕 「いやぁすんません…」

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作者名:スイ | 作成日時:2022年5月8日 22時

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