残り少ない_rri ページ10
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リリーなぁ、今からUFO探しに行こ
リリー迎え行くから
その後も一定に何かしらのLINEをピコピコ送りまくってくる我が同期よ。
UFOって何。なんなのこの不思議ちゃん。
リリーの謎の連続LINEは無視を決め込み、目を閉じて再び眠りにつこう。
そう思って、身体が眠気で重くなるのを感じた瞬間、我が家のインターホンの音が鳴り響いた。
もしLINE気付いてない状況で夜中の2時にピンポン鳴るとかまじで通報ものじゃん、このピンポンがリリーで良かったわ。
「…今何時やと思ってんのリリーちゃん…」
玄関のドアチェーンを外さないまま扉を少し開けて応対すると、そちらは昼間ですか？というようなテンションのリリーが立っていた。
「2時やけど」
「昼間みたいなテンションで言わんといて…もう寝とる時間やしお肌のゴールデンタイムなんよ…頼むからまた今度にして」
「よっしゃ行くか」
「…人の話聞いてる？」
夜中の外はまだまだ寒いのに、着替える時間を与えてくれなかったリリーのせいでTシャツに短パンと言う超ラフな格好になってしまって露出している腕や足の部分がめちゃくちゃ寒い。
白い息がうっすら見える。はぁー、と息を吐いて寒いのをアピールしたけどリリーはそれに構わずどんどん道を進んでいく。
何なのこいつ、風邪ひいたら絶対こいつにうつしてやる。
「なぁ、今からどこ行くん。UFO探すて何。」
「さんかく公園行こうや」
「そんなくそ近所でUFO見えてたまるかいな、どうせなら夜景見えるレベルの高さの山とか連れてけって」
家から徒歩5分圏内の、近所に住む芸人がネタ合わせに使う公園に着くとブランコに座るようリリーから指示された。
「なん、UFO呼ぶ手順にブランコ乗れとかあるん？」
「ちゃうわ、ほら、これ持ってきたから飲もうや」
隣同士ブランコに座って手渡されたのは、リリーの服のポケット内で温められた缶ビール。
「ありがと…って、お酒飲むんならこんな夜中やなくてええやん。別日に設定しようって」
「はいカンパーイ。」
「全然人の話聞かんなリリー」
「まぁまぁ、我ら同期これからの繁栄を祈って」
「…かんぱい」
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擾(プロフ) - ふみさん» ありがとうございます！お気に入り登録しました┏○ (2021年8月12日 23時) (
レス) id: f7a69946e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 擾さん» コメントありがとうございます！まだプロローグ、と言うにはおこがましいレベルのサンプルしかのせてないんですが、パスを外しておりますので見てみてください(^^) (2021年8月12日 23時) (レス) id: 319b227da3 (このIDを非表示/違反報告)
擾(プロフ) - ふみさんこんばんは。連絡手段が分からずこちらにコメントさせていただきます。別作品になってしまうのですが、新しく作られた作品のパスワードを教えて頂きたいです (2021年8月12日 18時) (レス) id: f7a69946e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - わたしさん» わたしさんありがとうございます！確かに、私も昼よりは夜に読み返したくなりますね(笑)別の作品として作るのは考えてもみなかったです…！確かに好き勝手書けるのは魅力的ですね、パス制とかにしたらなお良さそう(自分の夜の話を書くようで恥ずかしいので…) (2021年7月24日 7時) (レス) id: 319b227da3 (このIDを非表示/違反報告)
わたし - こんばんは。ふみさんの短編、なんだか夜になると来たくなります。言葉を考えてカットされてると見ましたが、別の作品でR指定して好きに書いた文章を読んでみたいと思ってしまいました、、、 (2021年7月23日 0時) (レス) id: f7a69946e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふみ | 作成日時：2021年6月14日 23時
