つづきなんですよね…………暗いです… ページ8
「エピックはさっきまで何してたの？」
リスカしていた。なんて言えない。彼女は純粋だから。
こんな薄汚れた俺は気色悪い生物にしか見えないんだろう
「俺か？俺は来月までの研究資料をまとめてたぜ」
「へぇ、すごいね！エピックは仕事するの得意なの？」
平然とした噓。最初に言ったよな。この世界は噓で成り立っているってな
「ああ…仕事は好きだぜ。嫌な事とか忘れられて心地いい」
「そっかぁ、私にはわからないなぁ」
そう言って彼女は楽しそうに笑う。仕事嫌いも楽しそうだな
「んー…？エピック。その腕の怪我どうしたの？」
さっきのリスカ跡だ。血の量があまりにも多くて包帯ににじみ出てきている
あぁ、気にしてしまったからかズキンズキンとひどく痛み始めた
「え、あ、これはただ仕事中にミスして…」
「血の量やばいね。包帯巻き直さないと」
「いや。大丈夫だ。後で自分でやる。じゃあまた後でな」
腕の痛みに耐えられず顔を歪ませながら彼女と別れた
包帯を解きガーゼをかける。その上から強く抑えた
じん…じん…と痛みが和らぎ始めた。でも痛いのは変わらない
「クソ…ッ」
Aと会話できるはずだったのにこの傷のせいで…
血はある程度止まったようだ。また新たに包帯を巻きなおす。Aに会いに行こう
立とうとすると眩暈がして視界がぼやけた。
ぴー…ぴー…と電子音が聞こえる
「あ、エピック。起きた？」
A…？
つづきです。ちょっと明るいかな→←４：エピック「重い重い愛」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パペット - 作業進行の誤字がひどい (3月8日 20時) (
レス) @page50 id: 9276399318 (このIDを非表示/違反報告)
パペット - 零＠記憶力皆無の人＠希望ってなんだっけさん» おぉ…？もどってこれたんだよね???? (2月24日 14時) (レス) id: 9276399318 (このIDを非表示/違反報告)
零＠記憶力皆無の人＠希望ってなんだっけ - 其れか専用部屋でコメントしてくれる？ (2月24日 12時) (レス) @page44 id: 564ad66d33 (このIDを非表示/違反報告)
零＠記憶力皆無の人＠希望ってなんだっけ - ごめん…linkとかどっか行ったから一回貼ってくれない？ (2月24日 12時) (レス) id: 564ad66d33 (このIDを非表示/違反報告)
パペット - 零＠記憶力皆無の人＠希望ってなんだっけさん» よろしく！私は面倒なので嫌だ！ (2月19日 17時) (レス) id: 9276399318 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パペット | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2024年1月19日 20時
