彼たちとの日常生活【undertale au】 (ページ49)

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つづきページ49

「俺たち別れよう。」

「……え？あ、え????」

今日ってエイプリルフール？それともあなたの大好きなジョーク？

「なにいって、え、？」

「俺にはもうお前と一緒に居る未来が見えないんだ」

ぼろぼろと涙が溢れてるのを感じる。どうしてだろう。

「そんなの…おかしいよ…なんで？なんで急…やだよ…一緒に居ようよ」

彼は私の荷物をまとめてくれてたみたい。そんなに早く出て行ってほしいの？

「さよならだA。あんたにはもっといい人がいるさ」

優しく涙を拭って、誰かと電話を始めた。予想は着く。浮気相手だろう

私は荷物を掲げると上司であるナイトメアの家に行くことにした

私の心情のように大雨が降り注ぐ。あぁ、神様。この大雨と一緒に現実も流してください。

また前のように二人で仲良く過ごした世界に戻してください。

私は惨めだ

事前に話してはあるのでナイトメアはタオルを持って出迎えてくれた。

「なんで傘差さなかったよ。風邪ひくぞ？」

「なんか傘を差す気力もなくてさ、ねぇ助けて」

いつもは敬語で話しているのだがもう私にはそれすらも出来なかった。喪失感が大きすぎた

「まぁ胸中は察するぜ。とりあえずは俺の家で過ごしていいから。」

想像以上にいい上司であった。ありがとうございます。と呟きながら荷物を整理する。

その時私はあることに気付いた。

「あれ…？これなんだろう」

小さなイヤリングが入っていた。私はこんなの持っていない。じゃあ浮気相手のもの？

つまり浮気相手は家に入っていた？

「それ、あいつが買ってるの見たぞ」「……ホントですか？浮気相手のですかね？」

「あいつお前にあげるんだって楽しそうだったな。そのままあげそびれたんだろ」

私に…？