彼たちとの日常生活【undertale au】 (ページ45)

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アンケート二人目ー「ベリー」【真の正義】ページ45

今日はとんでもないことを犯してしまった

スノーフルのモンスターを怪我させてしまったのだ。

その子は小さなスケルトンで彼のお兄さんもその場にいた。

あの様子だと生涯許してもらえないだろう

その時の様子を説明すると、私は彼と遊んでいたのだ。

鬼ごっこという地下世界で流行っている遊びをしていた。

私は鬼役で彼は逃げる側だった。

他の子もいたのだが彼を一番最初に見つけたので彼の背中に手を触れた。

その時私の足もとには中ぐらいの岩が。彼の服をとっさに掴み巻き込んでしまった。

私は軽傷で済んだが彼はそのまま足を折ってしまった。

どうやら岩に足を強くぶつけたらしい

その時の彼の苦しみ様が私の恐怖と焦りを大きく煽った。

私はこのまますぐに彼に駆けつければよかったのに恐怖で逃げ出してしまった

多数の私の名前を呼ぶ声が聞こえたが恐怖で振り向きもできなかった

「A!!!!!!!」

彼のお兄さんが大きな声で私の声を叫んだ。いや、怒鳴り声に近かった

あぁ、これからどこで過ごそうか。あそこにはこんな私のために居場所を作ってくれたいい人しか居なかった

どうしよう…私の荷物やらはすべてあそこにある。取りに帰ろうか？

どんな顔で帰ればいいんだ…？私は逃げだした臆病者。戻ったら問い詰められるに決まってる

あ、そうだ。お城に行こう。あそこなら私の大好きなお友達がいる

私は静かに歩きながら城へ向かおうとした。でも、ルートを間違えたみたい

「よぉ。Aちゃん」

彼のお兄さんがいた。あぁ。ここら辺の見張りをしてるんだっけ？

「怒っちゃいないさ。泣きそうな顔をするな」

私はさっきのことを思い出してしまったせいか泣きそうな顔をしていたのだろう

「兄弟に謝りに行こう。きっと許してくれると思うぜ？」

彼の声には静かな怒りが感じられてそれがやっぱり怖かった

「……返事は？どうするんだよ。さっさと決めろ」

私の答えは決まっていた

「行かない。」

ハァ？と呆れた声が聞こえた。怒りの琴線に触れてしまったようだ

「何言ってんのニンゲンさん。あんた兄弟に情けかけてもらってスノーフルにいるんだよ？」