彼たちとの日常生活【undertale au】 (ページ41)

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俺はドリームの方を睨みつけた

「お前が…？ふざけるのも大概にしろよ…？自分の兄さえ守れなかった奴がご立派なことをほざくなァ」

あぁ、とっても笑える。困りきって涙を蓄えた黄色に光る眼。あぁイライラする

「ドリーム。どうせお前は何も守れやしない。お前は無力だ」

ぱたりと音を立ててドリームは膝をついた

「守護者。お前もだ」

『え、僕…？』

「お前が機嫌を良くしようと壊したAUは幾つある？山ほどあるなァ」

「案外破壊者より壊してるんじゃないか？糞ないたずらを重ね続け仕舞にゃAUを壊しちまう。」

「そんな奴が守護者？ハァ、反吐が出るぜ」

ちがうよ、僕は、と言い訳を呟きながらボロボロ口からインクを出しやがった。きたねえ

説き伏せて心を破壊するのは楽しい。俺の一つの趣味だ。

さぁ、仕上げだ

「そしてモカ」

びくりと体を跳ねさせた。

「クロスを呼べ。お前もあんな風に破壊されたいか？」

俺は例の破壊者とは違って精神を破壊するのが好きだ。ネガティブも手に入るし何より気持ちがよい

「あ、くろす！」

呂律が回らない口で頑張って叫ぶモカ。醜いなぁ

どうしたんだとモカの隣に現れたクロス。触手で捉えて俺は姿を変えた

此奴の大好きな弟に

「あ、ぱぴる、」

「なんで俺を殺したの？兄ちゃん…」

パピルスに声を似せて悪魔のように囁く。そうすると涙を零しながら壊れたように笑うのだ

「ごめんなぁ…ごめんパピルス…そんなつもりは…う…ごめんなさい…」

元の俺に戻り、廃骨となりかけている目の前の此奴に話しかけた

「お前がoverwriteで消したAを戻せ」

「A…？戻したらどうなるんだ…？」

「お前が殺した奴らを戻してやろう。俺は優しいからなぁ」

ありがとうと嬉しそうに笑うと手をかざした

ピピ、とまた音が鳴る

【ミッション完了おめでとうございます！Aさんを幸せにしてあげてくださいね】