彼たちとの日常生活【undertale au】 (ページ5)

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つづき………… ページ5

よろよろと駅を出て、タクシーを捕まえる。もう電車は懲り懲り

あぁ、終わった。待ち合わせ時間とっくに過ぎてる

あのあと駅員さんにいろいろ連絡先聞かれたからなー。サラリーマン感謝

「あ、ここで降ろしてください」

タクシー運転手さんに声をかけてお金を払う。彼はどこだろう

「A」

低く地を這うような怖い声で私の名前を呼ぶ彼

「あー…ごめんね。色々あって遅れちゃった」

痴漢のことは言わない様にしよう。彼は怒ると怖い。あぁ、もう怒ってるのか

「色々ってなんだ？怪我は？命はあるな」

「あたりまえでしょ、今生きて此処に居るじゃん」

あぁ良かった。彼はあの事を知らないみたい。思い出しただけで鳥肌が立つ

そのまま彼に連れられてご飯をたべた。とっても美味しい

あぁ彼といるとあのトラウマを忘れられて幸せ

そんな時間は惨いほどすぐに過ぎ去ってしまって

「そろそろお開きだな」「あー…もうそんな時間かー…」

「送るぜ。」「え、いいの？申し訳ないんだけど」「まぁまぁ」

彼に促され仕方なく送ってもらった。アパート近くで別れた。

なんだろう。前と同じようないや～な予感がする

「やぁ…」

ぞわっと体中に悪寒が走る。あの時の男だ。痴漢の男だ。怖い。こないで

ざっざっと床を擦る音を立てながらこちらに歩み寄ってくる

その度に私の呼吸は、はー、はー、と激しい音を立てていて

「Aちゃんでしょ？今日はよくもやってくれたよね…」

「ここは人があまり通らない。思う存分楽しもうよ」

にちゃりと嫌な音を立てて気持ちわるうぃ笑みを浮かべてきた。

「やだぁ…」

ぶわりと涙が溢れでてきたとたんどぴゅっと音がして男の頭にぶすりと骨が刺さった

「A。怪我は？ないな。よし」

「なんでサンズがここに…帰ったはずじゃ…」

「さっきから様子可笑しかったからよ。なんか不安だったからついてきた」

そういって顔をくしゃくしゃにして笑った。私の大好きな笑顔

そんな顔見ちゃった私は久しぶりに声をあげて泣いた。

「クックック…あー…ごめんなァ。最初から守ってやれなくてよぉ」

ぎゅうっと抱きしめてくれた。やっぱり私は

彼が大好き

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いい感じにまとめてやったぜ