彼たちとの日常生活【undertale au】 (ページ2)

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１：ナイトメア「嫉妬」ページ2

青く広がる空を見つめながら綺麗な草原に寝転がっていました

なんだかこのまま宙に浮けるような、そんな気がして

「すごい綺麗だね。」

そういいながら笑いかけてきたのはドリーム。彼がこの素敵な場所を紹介してくれて

「ありがとう。こんな素敵な場所に招待してくれて」

素直な思いを言葉に乗せ、ドリームのところへ送り出します

「ふふっ、ここに兄さんとデートしにくれば？」

お兄さんというとあのどろどろとした男ですね。確かにお付き合いさせていただいてますが

「好きなんでしょ？兄さんのこと。付き合ってるんでしょ？」

「こんなに素敵なデートスポット。行くしかないよね????」

あぁ、少し圧をかけてきますね。そうですね、帰って覚えていたら誘ってみます

「ん、」「あれ、今ネガティブを感じたんだけどさ」

私は違うと思いますが

「まぁ一瞬だしね。気のせいかもしれない」

そう雑談をしながらも、夕方で暗くなってきたので解散しました

ナイトメアとはお付き合いさせてもらっていますが、そこまで良い仲ではありません

彼との時間は快楽ではなく苦痛です。彼と一緒に居たくなくて他の骨と遊んでいます

サンズ、ドリーム、インク、フェル、ベリー、これだけではありませんが

みんないい性格していて、私の彼とは天と地の差です

あぁ、今日は彼に会いたくありませんが彼の家に忘れ物をしてしまいました

でもまぁ仕方ありません。どうせシカトでしょう

私のソウルがどくどくと嫌な音を立てます。緊張しているようです

スッとドアノブに手を差し伸べ、握ります

「おい、何の用だ」

ヒュッと喉が音を立てます。彼、ナイトメアです

「忘れ物をしてしまいまして」「取りに行ってもよろしいでしょうか」

こわばる筋肉を必死に動かしてひきつった笑みを顔に貼り付けます

「そうか。鍵が閉まってるから今開けよう」

なんでしょうか、今日は少し優しい気がします

「その前に聞きたいことがある」「時間あるか？」

「……？なんでしょうか」

彼が私に話しかけるなんて珍しい。何か用があるのでしょうか

「俺たちって愛人だろう？」

あぁ、別れたいとでもいうのでしょうか、その考えには賛成ですよ

「そうですね。愛人のはずなのに」「なぜでしょう。貴方が他人にしか思えません」

どうせ別れるならすべてぶちまけておきましょうか

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つづく