きっとあなたは愛してくれる (ページ6)

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河井
　「‥‥‥。なんで嘘つくん？」

　‥‥‥。嘘 ?

　A
　『、、へ？嘘？』

　河井
　「お互い忙しくて、特に俺は
　 Aのそばにおれる時間が少ないから、
　 Aの変化になかなか気付いて
　あげられへん。」

　河井
　「それでも、俺はAのそばに
　時間がある限りいたいと思ってる。
　でも、Aは違うん？」

　ゆずるの言いたいこと。分かったかも。

　私の目は、さっきのゆずるみたいに

　赤くなってる気がする。

　A
　『‥‥いっしょにいたい。』

　私の口から出るのはそんな情けない言葉。

　河井
　「じゃあもう嘘つかんで？
　ほんとは大丈夫やないんやろ？」

　

　ほんまに男前やな。こんな時まで。
　ありがとう。ゆずる。

　A
　『‥ありがとう、‥スン
　でも、‥移っちゃうよ』

　河井
　「泣くなって笑笑
　移りたくわないなー。嘘嘘。
　移ってもええで。
　で。どこがつらいん？」

　この後ゆずるは、
　一番に私をベッドに運んでくれて、
　いろいろしてくれた。

　いろいろしてくれたけど、
　一番の風邪薬は、、、まぁ言うまでもないか

　