No.8 フラグ(回収) ページ8
ま「♪────………で、ここは絶ーっ対に!かわいくね?」
『♪────…って感じ?』
ま「うーん………もうちょっとなんか感情を…駄々こねる感じで」
『おーけい、………♪────…どう?』
ま「おおっ!いい!!めっちゃいい感じ!!!」
いえーいとグータッチを交わすと、ガチャと扉が開いた。
ビクッと反応して、おそるおそる振り返る。
『あ、』
─
う「え」
─
「「「「えええええええええっっ!!!??」」」」
……うらた、志麻、坂田、センラ、の4人は思いっきり叫んだ。私は『あぁやっぱり
こうなるよねー4人組の歌い手呼んだって聞いた時点で"あ、やべ完璧フラグ建ててた"
って思ったよー』と思いながら少しだけ嫌そうな顔をして4人を見つめる。
そらるとまふまふはぽかんとその様子を見つめていた。
ま「えっ……と……?」
そ「?……なに、知り合い?」
坂「っ、いやいやいや知り合いも何もっ、臨時マネージャーなんやけど!?」
ま「……ええええ!?ちょ、ちょっと待って!?じゃ、あ、さかたんたちの臨時マネ
アルバイトしてるの!?Aが!?」
志「え、待って待って!!今大注目のバンドグループのギター&ボーカルが
Aちゃんやろ?……え、なら全部が謎のあとの2人のメンバーって…っ!!」
セ「っ、てか、そもそも!そらるさんとまふくんとAがバンド組んでる…
ってなんや!?それで俺らの臨時マネ!?偶然もここまでくれば奇跡なんちゃうん!?」
う「お前ら落ち着けええええええ!!!」
うらたがそう叫ぶと、やっとみんなして黙った。
ま「……そ、そうですね、整理しましょう……まず、歌い手の人は挙手っ」
そらる、まふまふ、うらた、志麻、坂田、センラが手を上げる。
私に視線が集まるが、ふるふると首を降った。
そ「…じゃあ、次ね?……浦島坂田船シェアハウスに住んでる人、挙手して」
私、うらた、志麻、坂田、センラが手を挙げる。
5人の視線が交わり、今度はうらたが口を開いた。
う「…次……今話題のバンドのメンバーは、挙手」
私、そらる、まふまふが手を挙げる。
……最後に、もう一度まふまふが口を開いた。
ま「ここにいる全員知り合いの人、挙手」
私、そらる、まふまふ、うらた、志麻、坂田、センラ。
……全員の手が、挙がった。
────────
No.9 引き込まれる演奏→←No.7 そらるさんとうらたくん
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:utatanuki | 作成日時:2018年1月17日 18時