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No.2 自己紹介1 ページ2

?「……で、ここが君の部屋ね。自由に使っていいから」


?「部屋の片付けある程度終わったら、さっき案内したリビングまで

来てくれはる?待っとるよ」




軽くペコッと頭を下げて早速部屋へと入る。軽く家の中を案内されて、


2階の一番端の部屋が私の部屋らしい。用意されていたベッドやテレビ、


机や椅子から見ると私の前に誰かが使っていたのだろう。臨時、と言っている


ところを見ればきっとその方が帰ってくるから、私に少しの間譲ってくれるのか。


有難くお借りすることにして、早速片付けを始めた。


────────

ー30分後ー




『片付け終わりました、待たせてすみません。』


?「全然大丈夫やで!ここ!ここっ!おいで!!ソファー!!!」




赤髪の人は、自分が座っている隣の席をポンポンっと軽く叩きながらそう言っている。


素直に距離を取りながら隣に座らせてもらう。




?「じゃあ、自己紹介しよか?…ほら、うらたんから」


?「はぁ?なんで俺ー?」


?「せやね、リーダーからやろw」




みんなにそう言われて、渋々立ち上がる彼。




う「…浦島坂田船、浦担当リーダーのうらたぬき。なんかシェアハウスのこと

自体で困ったことあったら俺に言うこと。………それと、男連れ込むなよ?」


?「うわぁ……うらさん言い方最低やな……」


う「仕方ねぇだろ!!…最初に言っときゃ、もし連れ込んだ時楽だし?」




うわぁ、めっちゃ貶されてる気がする。でも何も言わずにとりあえず「はい」と返しておく


私は大人だと思う。すると、うらたの隣にいた、左目の下のほくろがチャームポイントの彼が


口を開いた。




志「同じく浦島坂田船、島担当の志麻。ゲームとか好きやよ、なんか

好きなゲームやる時あるんなら、是非誘ってな?」


?「まーしぃは変態やから気をつけてな」


う「確かに志麻くんには気をつけて」


志「第一印象悪くすんのやめぇーやwww」




一番怖そうと思ってたけど、割と優しそう。ペコッと頭を下げるとペコッと返されて


ニコッと微笑まれる。そして、今度は隣にいる彼が手を上げた。




坂「はいっ!!俺は浦島坂田船、坂田担当のあほの坂田!今はとなりの坂田

って名前に変えたんだけど、別にどっちでもええよ!よろしくっ!!!」




同じく軽くペコッと頭を下げてから、最後に残った彼の方を見る。



────────

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作者名:utatanuki | 作成日時:2018年1月17日 18時

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