メガネ王子と恋する話 (ページ43)

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せんせーページ43

放課後、理一に呼び出されたA

『何ですかせんせー？』
結「是非、君に頼みたい事があるんだが」
『……犯罪はしないでくださいね？』
結「頼みたいのはそういう事ではないんだけどね？」
『で、何ですかいせんせー』
結「一緒に野菜を育てないかい？」
『やだ夏場くっそほど虫居んじゃん』
結「いや、思ったよりも虫は居ないよ？」
『嘘』
結「本当だよ、それに育てた野菜は好きな物持ってっていいよ！」
『やりましょうせんせー』
結「はぁ……」
『何急に?!』
結「美しい…」
『何がですか？』
結「君の瞳に映る僕…」
『言うと思ったナルシセンコー』
結「酷いなぁ…で、明日から水やりなど頼むよ？」
『せんせーもやりますよね？ヤリマスヨネー？』
結「もちろんだ！でも野菜を植えすぎて1人では育てきれないんだ…」
『なら譲れば良くないですか？』
結「譲るのは美しい僕が美しい野菜を育て上げてからだ」
『……明日、水やりとか放課後？』
結「放課後だよ」
『おっけ！じゃーねせんせー？』
結「さようなら、気を付けて買えるんだよー？」
『わかってるー！またあした！』

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