とある歌い手のシェアハウス【本編】 (ページ25)

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静かにKY_2【星野月香】ページ25

｢あれ、イザベラさん…どうかいたしましたか？｣

｢…？えっと、｣

っと彼女が口ごもったので、英語で聞いてみることにした。

『どうしたの？』

『えっと…早く起きちゃって…あと、二人が見えたからここに来たんだ』

『そっか、大丈夫？』

『うん、大丈夫です…2人は何をしてたんですか？』

話しているあいだ、帝ちゃんがキョトン…としていたので声をかけた。

｢帝ちゃん…？｣

｢何話してるかわかんないんだけど｣

と、怒りながらそう言ったので、簡単に教えた。

｢えっとね、イザベラさん早く起きちゃって私たちのことが見えたからここに来たんだって｣

｢ふぅん…はぁ、もういいや…あんたが帰ってきてから言うよ｣

｢…ごめんね…｣

と謝った。そこで私は時刻を確認し、7時と刺されていた。

｢じゃあ、もう大学行ってくるから…あとでね｣

と、帝ちゃんに言った。

『イザベラさん、私大学に行ってくるからまた後でお話しようね』

と、イザベラさんに言った。心做しか2人が寂しそうに見つめていた気がした。

ｰｰｰ

準備した荷物をまとめ、玄関にたどり着くと合歓木さんが起きていたようだった。

｢それじゃあ合歓木さん、いってきます｣

｢は～い、行ってらっしゃい、月香ちゃん相変わらず早いね～｣

と軽く会釈し、外に出た。

その様子を、誰かが見ているとも知らずに。

ｰｰｰ

繋げさせていただきました…！これで大丈夫でしょうか？

イザベラさんとの英語での会話は『』で表しました…！！