2人の気持ち ページ11
男主の死後、家族と身内、クラスメートにその他の仲が良かった子が葬式に参加した
姉said
お母さんの表情は少し暗い
どういう感情でいるのかわからないが、悲しんでいるのなら良いと思う
私がそんなこと言っていい立場ではないとはわかっている
男主が亡くなった原因は私にある
男主が今まで偽っていたとわかった時、罪悪感に襲われた
でも、どうして勉強できないふりをしていたのかわからないままだ
真「あの、」
芙月「男主のお姉さんですよね」
男主の友達が声をかけてきた
1人は男主の幼馴染の真くん
もう1人は私の後輩だった芙月ちゃんだ
姉「…はい」
男主が亡くなる場に私はいた
男主がはねられた時、何が起きたか一瞬わからなかった
体が地面に叩きつけられる音が聞こえて我に返った
咄嗟に口に出たのは「男主」という名前だった
いつからか呼ばなくなったその名前を、私は男主が死ぬ時声に出した
真「…俺たち、男主が亡くなる前日にっ…会ってたんですっ」
真くんが泣きながらそう言った
芙月「その時、約束したんですっ…」
芙月ちゃんも涙をボロボロ零しながら言う
真芙月「ずっと友達だ…って…！」
姉「っ」
鼻がﾂｰﾝとした
泣かないように耐えようとしたが無理だった
涙が溢れて服を濡らす
芙月「だから、私たちは…っ」
真「男主の友達で居続けます…っ」
姉「…っありがとう」
男主にはいい友達がいた
それを今、知ることができた
”よかった“という思いが頭に浮かんだ
母「ちょっと、」
お母さんに呼ばれた
姉「なに…？」
母「あの子、本当は頭良かったって」
それ今言うこと？
母「あの子の分もあなたが頑張るのよ」
真芙月「「え…」」
お母さんがそう言うと、周りは凝視する
また、その言葉は私自身を変えた
姉「っふざけないで」
私の中で何かがキレた
姉「男主が亡くなったのに、どうしてそんなこと言えるの！？
悲しくないの！？自分の子供なんだよ！！」
母「…」
姉「私には男主の気持ちなんてわからない！
でも、今思えば辛かったはずだと思う！
こんな姉でごめんって思う！！
お母さんは思わないの！！？」
母「子供が親より先にいなくなって悲しまない人がいると思う？
私だって悲しいわよ！！後悔だってしてる…！
ごめんねって思ってる！！
でも、何をしても男主は帰ってこないんだよ！！！
だったら、前を見るしかないでしょう！？」
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カフェオレさん(プロフ) - あさん» 私はほぼ毎日学校の自販機で買ってます笑 (6月30日 21時) (
レス) id: 6a0a87e5cc (このIDを非表示/違反報告)
あ - カフェオレがのみたくなった！ (6月30日 21時) (レス) id: 711e38ef56 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレさん - 気づかなくてすみません！私も試しましたが変換されました。ムーエ様の言ったものでできなければバグだと思います。 (2023年1月29日 23時) (レス) id: 82f25f26ed (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - ムーエさん» いったんやってみますね!もしかしたらやり忘れていただけかもしれないので!教えていただきありがとうございます! (2023年1月28日 21時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - 作者様ではないのに失礼しました！ (2023年1月28日 21時) (レス) id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェオレさん | 作成日時：2023年1月3日 10時
