エピソード6 ＊ 背番号 ページ8
急展開ですが、あたしは雷門イレブンにFWとして入ることになりました！
木野さんに背番号を聞かれたんだけど…、10番は豪炎寺修也だし、元々着る気はないし…。もう、あの番号しかないか。
「木野さん、24番でお願いできるかな？」
「わかったわ。…どうして24番なの？」
言っていいのか悪いのか…と悩んだが、ま、詳しく言わなかったら大丈夫だよね。
「…お兄ちゃんの誕生日が2月4日だから」
「…そうなんだ。お兄さんが好きなんだね」
「そりゃもちろん！あたしにサッカーを教えてくれたのもお兄ちゃんで…」
あ、し ま っ た。
「……？Aちゃんって、一人で練習してたんじゃ…？」
「えっと、それは……」
何とも言えない空気になっていると、ナイスタイミングで声をかけてきた人物が一人。誰だと思う？
「A！背番号24番にしたのか？」
「え、あ、あぁうん、そうだよ」
(ナイスタイミング！！円堂って空気読めないわけじゃないんだけどやっぱり読めないからこういう時助かる！！)
正直言って失礼だとしか思えないようなことを思いつつ、響監督に呼ばれて、あたしたちは試合を開始することにした。
「お前たちの名を聞こうか」
あ、そっか。雷門のあの殺人現場一歩手前な状況を最初から見てたあたしはともかく、みんなはこいつらの名前知らないのか。
「俺たちは、雷門中サッカー部。俺はキャプテンの円堂守」
「お前たちの次元であえて名乗るとすれば…、エイリア学園とでも呼んでもらおうか」
エイリアン学園…あ、違う、エイリア学園か。覚えとこう。
「エイリア学園？」
「そして、我がチームの名はジェミニストーム。我が名はレーゼ」
ジェミニストームね。レーゼは元々知ってたから大丈夫。
「さぁ、始めようか」
審判を決め、あたしたちはキックオフをするだけとなった。
一時的相棒である染岡は、少しピリピリしながらも、疲れているように思える。
(多分、FFが終わってからのこのゲーム…。雷門が疲れているのも無理はないか)
何分持つかな…？と思いつつ、一点でも取れれば上々。それからエースストライカー豪炎寺修也が戻ってきてくれたらもっと良い。とも思っていた。
とりあえず、先にはいかせたくない。こいつらは。
そして、ピーっというホイッスルの音で、あたしたちの試合は始まった。
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北星 ベガ(プロフ) - 璃鶴さん» コメントありがとうございます!!すごく嬉しいです、頑張ります!(*^^*) (2017年9月11日 15時) (
レス) id: bad6c4af49 (このIDを非表示/違反報告)
璃鶴 - 面白いです!更新頑張ってください!応援してます! (2017年9月11日 7時) (レス) id: 866aa428c6 (このIDを非表示/違反報告)
北星 ベガ(プロフ) - あいかさん» ありがとうございます笑 (2017年7月24日 11時) (レス) id: bad6c4af49 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 頑張ってください！応援しています！ (2017年7月24日 7時) (レス) id: 70607cf5f4 (このIDを非表示/違反報告)
北星 ベガ(プロフ) - あいかさん» 初めまして! 更新が滞っておりすみません。更新再開に向けて頑張りますので、どうか待っていただけると嬉しいですm(_ _)m (2017年7月16日 13時) (レス) id: bad6c4af49 (このIDを非表示/違反報告)
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