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白雪姫の物語 ページ1

―白雪姫の母上が亡くなって、新しい女王がお城に来ました。
ところが、この女王は魔女だったのです。

女王は、毎朝鏡に向かって「世界中で一番美しいのは誰だい」と聞くのが習慣でした。

ところがある日鏡に聞くと、鏡は「それは白雪姫です」と答えたのです。
女王は怒って、家来に白雪姫を殺してしまうよう命じました。

家来は姫を森の中へ連れだして殺そうとしたのですが、可哀相で殺せません。
そこで鹿を殺してその心臓を取り、お城に持って帰って女王に白雪姫を殺したと告げました。

女王の手を逃れた白雪姫は、森の中をさまよっている内に、七人のこびと達の家に辿り着きました。

白雪姫が疲れ果てて眠っているところへ、こびと達が帰って来ました。こびと達は、姫と一緒に暮らすことにしました。

一方女王は、鏡に聞いてみると、鏡は「一番美しいのは、白雪姫です」と答えたので、姫が生きていることを知りました。

そこで再び姫を殺そうと、魔法を使って毒リンゴを作り、老婆の姿に化けて、リンゴを持って森へ出かけました。
こびと達の留守を狙って姫に近づき、まんまと毒リンゴを食べさせてしまったのです。
リンゴを食べた白雪姫は、すぐに息が詰まって倒れてしまいました。

仕事から帰って倒れている姫を見つけたこびと達は嘆き悲しみ、姫をガラスのお棺に入れて見守りました。

そこへ、白馬に乗った王子様が通りかかりました。
ガラスのお棺に入った白雪姫のあまりの美しさに、王子は、思わず口づけをしました。
すると姫ののどに詰まった毒リンゴが飛び出し、姫は生き返りました。

こうして、白雪姫と王子様は結ばれました。

めでたし、めでたし・・・かと思われた、かの有名なグリム童話には。


―まだ続きがあった。


これは、誰も知らないおとぎ話。


あの童話の、誰も知らない物語。

リンゴ売りの少女→



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作者名:詩乃 | 作成日時:2017年4月15日 18時

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