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二刀流?*木兎side ページ18

「ツッキーはそっち頼むわー」

「了解です」


赤葦から指示が出た

俺とツッキーは背中合わせに銃を構え周りに立ちはだかる悪魔達を見詰める



「今回も楽勝そうだな」

「余裕ぶっこいてると痛い目にあいますよ」

「今までで俺がミスした時あったか?」

「いえ,ありませんケド」


悪魔を目の前にしながらも気楽にツッキーとの会話を済ませ”カチャ”と銃を悪魔達に向ける


悪魔達も長い爪を剥き出しに構えている


「うーっし,じゃあ少し暴れっか」

「屋敷内ですよ,また赤葦さんにお説教されるので程々にしてくださいね,僕も巻沿いくらうんですから」

「わーったよ」



悪魔達が瞬間的に俺達に襲いかかってきた


バババンッ!!!!


俺もその悪魔に目掛けて一気に銃を発砲する


「くっ…!!」

「ツッキー!!」


俺の後ろでツッキーの苦痛な声が聞こえた

チラリと目を向けるとツッキーは右腕を悪魔に引っ掻かれ血が噴き出していた


ツッキーは苦しそうに慣れない左手で悪魔に向けて銃を発砲したが震えた手では悪魔にうまくかわされてしまう


「使うしかねぇか…」


これ以上ツッキーを傷付けさせねぇよ?


だって赤葦に怒られちまうから




俺はスーツの懐からもう一つ銃を取り出した


右,左から次々と襲い掛かってくる悪魔達の心臓を狙いバンバンと発砲する

悪魔達は心臓を撃ち抜かれその場にバタリと倒れていった









「ツッキー!大丈夫か!?」

悪魔達を射殺した後,直ぐにツッキーの元へ駆け寄る


「すみません,少しミスりました」

「俺は全然へーきだけどよ…」

「ッ…!木兎さ…!!!」


「……」


パアンッ



俺がツッキーに集中していると隙を狙っていたであろう一匹の悪魔が俺の背後から襲い掛かってきた


ツッキーが危険を知らせ終わる前に悪魔の額に銃口を当て引き金を引いた

俺が引き金を引いた瞬間,返り血が俺の顔面に飛び散った


「気付かれてないとでも思ってたのかよ」


ツッキーを支えながら立ち上がると悪魔の頭を踏み付けた









”あかーし,任務完了ー”

”ご苦労様です,何処も怪我してませんか?”

”俺は全然へーきだけど,ツッキーが腕引っ掻かれた”

”!?…分かりました,心臓撃ち抜かれてなければ死なないので取り敢えず何かで傷口を塞いで出血を止めてください,それから黒尾さんと合流してください”

”りょーかい”

可愛いの基準*黒尾side→←状況理解不能*



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ほたる - やばいです…*終わりですか.?! 続き楽しみにしてます* (2017年2月2日 17時) (レス) id: cf962b2891 (このIDを非表示/違反報告)
futtyann(プロフ) - もう、心がきゅんきゅんします!これからも頑張ってください!!! (2017年1月22日 23時) (レス) id: 84dda8bb6d (このIDを非表示/違反報告)
わこるりゅ。 - 終わりなんですかー?!続き!お願いします! (2016年7月17日 9時) (レス) id: 6e55973d76 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - え、これで終わりですか!?是非続きをお願いします!!!出来ればツッキーのデレ多めで(笑) (2016年6月3日 0時) (レス) id: 2e3a7649d9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 完結ですか?!もっと続きが見たいですー…!!頑張ってください!! (2016年5月5日 16時) (レス) id: 8d73f86791 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌愛-Utame- | 作成日時:2014年11月15日 0時

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