【歌い手】この学園、魔法が使える人が通う【魔法パロ】

プロローグ ページ2

no side

カツーン、カツーン


静かな部屋の中、歩く音だけ聞こえる。



音の主は本棚の前で止まった。


そして、一冊の本を手に取り、ニヤリと笑いこう言う






？「もうすぐだ。それまでせいぜい楽しんどけ」




そう言ってそいつは、消えた。


そこにあるのは一冊の本だけ






表紙には少年少女が魔法を使っている。


氷を持つ少年

ツタを使う少女

水を浮かばす少年

風のように走る少女

動物に囲まれる少年

杖を持ち風を起こす少女

炎を纏った少年

光に包まれた少年

まばゆい光を放つ本を持つ少女


そして、いないはずの影が2つ。


一人は笑い、もう一人はヒモを持って悲しげにしている。


その本のタイトルは_______




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うん！短い！

これ、ネタバレになってないよね？

なってるか！そーかそーか！

お気づきの方もいるでしょうね？

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