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小塚side
いきなり、目の前が暗くなって意識が消えたと思ったら次はアーヤと寝室に二人っきりだった。
え、ちょっ、どうしよ・・・。
立「あっ、小塚くん。起きたんだ。良かったぁ。」
アーヤはそう言って胸に手を当てる。
その、一つ一つの動作が可愛い。
あっ、流石に倒れてよかったなんて言わないよ。
不謹慎だからね。
小「ごめんね。心配かけちゃって。今、みんなは?」
立「多分、ご飯食べてるよ。私は、早く終わらせてきた。」
あれ?なんだろ?
自分から聞いたのに、何も聞こえないくらい体が熱い。
立「みんな、呼んでくるね。」
アーヤは席を立とうとした。
小「待って!」
僕は、アーヤの服の裾を強く引っ張る。
自分でも、なんでこんな行動をとったのかわからない・・・。
それでも、体の熱が呼びかけてくる。
『今だ。告白しろっ!』
って。
ごめん・・・。みんな。
抜け駆けしちゃうかも・・・。
小「僕・・・アーヤが好きだ!」
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作者名:ミュー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時:2019年12月28日 21時