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黒木side
俺は、寝れずにリビングにいた。
眠れない理由は色々あるが、一番はさっきの美門の行動だ。
まさか、あいつがあんなにアーヤのことを思ってたなんて知らなかったので
少し、驚いてしまった。
はあ。
どうしよ・・・。
せっかく、アーヤに近づけると思ってあんな嘘までついたのに・・・。
『トン、トン』
?
誰かが降りてきた?
って・・アーヤ!?
なんで、こんな時間に!?
ていうか、寝たんじゃなかったのか!?
って、なにか言わなきゃ。
黒「やあ、アーヤ。どうしたの?」
おお、とっさになにか言ったにしては、いいのでは。
立「いや、ちょっと・・・眠れなくて・・お茶飲もうかと。」
なんか、言葉が片言っぽい。
そこも可愛いんだけどね。
黒「そうなんだ。じゃ、そこで待ってて。今つぐから。」
そこに、アーヤは返してくる。
立「ありがとう。」コテン
黒「っ・・・・」
何?コテンって。
可愛すぎでしょ。
あ〜、もうっ、誰にも見せたくない。
こんな笑顔。
俺だけの・・・アーヤがいい。
なんて、ことを思ってしまう俺はバカか。
はあ。
今日は、ため息をついてばっかだ。
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作者名:ミュー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時:2019年12月28日 21時