初めて見ました・・・10 ページ49
私達が聞いていた話を聞いて、いてもたっても居られなくなったんだろう。
些か、冷静さにかける行動となったが別に私は怒っていない。
それを確かめるかのように、さっきまで怒っていたにちかが聞いてくる。
にちか「お館様、、父上は、怒っていないのですか?」
それは、どっちなんだろう。
鬼殺隊の当主としての私か、輝利哉の父親としての私か、
お館様「怒ってないよ、周りの人間に迷惑をかける行為だということは
輝利哉は分かっているだろう、ならそれを私がなにか言うつもりは無い。
でも、にちかもひなきの気持ちも分かる。
こんな夜中だし、鬼殺隊なのであれば尚更、駄目なのは分かってる。
それでも、業務をほっぽりだして、周りの家族に迷惑したとしても
所詮それは、一夜限りのことだし夫婦の友情にはそれ以上の価値があるよ。」
そう言って、あまねに少し首を傾けてニコと微笑みかける。
途端にあまねは、ボンッと顔を赤くした。普段、Aがいるから少しでも自分を大人に見せたくて
支えてあげたくて自分のことを後回しにしていたあまねにこういう日があっても良いよね?
私達の様子を見て、にちかとひなきも怒りが薄れたようだ。
そういうものだよ。
なんて大人っぽく言ってみる。
結局、私だって子供たちの前ではカッコつけたいのだ。
唯一、カッコつけられない相手が隣にいるけれど。
あまね「、///」ニコッ?
ほら、敵わない。
・・・
お館様「それに、輝利哉には凄腕の鴉を一匹付けている。
Aの屋敷までの道のりは、分かっているし位置も特定できるだろう。
だけど、この屋敷とAの屋敷までは結構距離がある。
ただでさえ、暗くて、夜目が効かない夜なんだ。
どうやって行くのか、まだ掴めてない・・・」
にちか「それって・・・」
私の言葉に、一気に周りが静かになる。
そうだ、もしかしたら体の弱さゆえどこかで倒れてしまうこともあり得るということなのだ。
それを、例え鴉が急いで報告してくれたとしても私達は動け無いし、隊士達も動けない。
あまね「でも、・・・確か天元様が休みを取っておいででしたよね。
それも、一日限りでしたし、今は深夜。宇髄様は屋敷にいらっしゃるのでは?」
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ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ただ、まんまだと今度はぽんちゃんさんが楽しめないので少しアレンジしますね!!ご意見ありがとうございます(^o^)楽しみにしていてください!!! (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありっすね!わっかりましたぁ!!そのシナリオで書かせていただきます\(^o^)/ (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女でて、結構洗脳させる術あり、鬼殺隊も、一般隊士のかまぼこ組も、御館様もかがや様もまんまと、悪女の手にかかり、騙されて、夢主が悪者と認識されてしまう。 (2020年6月13日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» 確かに!ぽんちゃんさん、アイディアの天才ですか!!本編、絶対に悪女を登場させます!!楽しみにしていて下さい!!!\(^o^)/ (2020年5月31日 10時) (レス) id: 1a710dda11 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女もまた見たい (2020年5月30日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミュー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時:2020年5月21日 14時