仕事1 ページ24
さて、私もさっき恭介に30分と言ったからには30分以内に終わらせなければならない仕事があるのだ。
それは、まずさっきまで考えていたがいつの間にか頭の中から飛んでいってしまったお館様への報告。
恭介達4人を育てる為に、約二週間ほど暇をいただきたいというものだ。
ただ、柱が二週間も休むとなると
その分柱の広いパトロール域を他の隊士がやらなければ行けないとなるし、
ただでさえ人員不足が目立っていてどの地域も人が足りていないのだからそこに当てれるほどの人がいるとは考えにくい。
そこで、私が考えたのは私のパトロール域と他の隊士のパトロール域を交換するというものだった。
つまり、ここで4人の面倒を見ながらここ周辺、まあ半径4キロメートル位を二週間だけ私のパトロール域としてその代わりに、今までここらへんをパトロールしていた人を私の担当地域に当てるというもの。
この山は、強い鬼が何人も出るから他の隊士では手に終えずお館様も困っていたということだし。
だから、この機会に何人か斬って行くことも出来る。
よし、じゃあ鴉ちゃんに文を届けてもらおう。
A「鴉ちゃーん!!いるー?」
鴉「何ダァ!何ダァ!!何カアッタカァ!」
そこら辺の木の上から鴉が輪を舞うように降ってくる。
腕を横に伸ばしてやると満を持してそこに止まった。
どうだ、綺麗だったか、と言わんばかりに鼻息を荒くしてこちらを見ている。
ノーコメントで・・・
A「えーっと、鴉ちゃん。この文をお館様に届けてほしい。
もしお館様になにか聞かれても、ここで見たことは絶対に口にしないで。
知らない、この紙を押し付けられただけだで通してね、分かった?」
鴉「知ラナイィ!押シ付ケラレタダケェ!!ダケェ!!!」
A「う、うん・・・宜しく。」
なんか、不安になってきた。
A「じゃあ、行け!」
腕を空に向かって大きく降ると鴉はその風を受け、空へ大きく飛び去った。
宇随さんとの約束も守ったし、これでいいよね・・・・。
A「って、もう15も使っちゃったあ!?!どうしよう?あと20分じゃん!!!」
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ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ただ、まんまだと今度はぽんちゃんさんが楽しめないので少しアレンジしますね!!ご意見ありがとうございます(^o^)楽しみにしていてください!!! (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありっすね!わっかりましたぁ!!そのシナリオで書かせていただきます\(^o^)/ (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女でて、結構洗脳させる術あり、鬼殺隊も、一般隊士のかまぼこ組も、御館様もかがや様もまんまと、悪女の手にかかり、騙されて、夢主が悪者と認識されてしまう。 (2020年6月13日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» 確かに!ぽんちゃんさん、アイディアの天才ですか!!本編、絶対に悪女を登場させます!!楽しみにしていて下さい!!!\(^o^)/ (2020年5月31日 10時) (レス) id: 1a710dda11 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女もまた見たい (2020年5月30日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミュー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時:2020年5月21日 14時