産屋敷輝利哉の婚約者 参 【鬼滅の刃】

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きょう「なんだと？？」


A「無理だよ。あの化け物を殺すためには、鬼殺隊に入らなきゃ。」




きょう「鬼殺隊？何だそれ？？」



A「鬼殺隊、その名の通り鬼を殺す組織だよ。
　 そこで行われる試験を通らなきゃ、鬼を殺すことの出来る刀はもらえない。
　 それに、その試験は３０人いて５人合格できればいいほうなんだ。
　 だから・・・今の君には・・・」


きょう「嫌だ！俺は諦めない！！俺が！俺が仇を取ってやらねええとっ・・・
　 あいつらは永遠に報われない！！
　 だから、俺はっ、何年でも何回でもその試験を受けてやるっ！！」



A「試験に受からなかったら、１００％の確率で死ぬよ。」




きょう「えっ・・・・？」




A「言っただろう、試験に受かるのは３０人中５人だと。
　 だから、受からなかった２５人はもれなく死に至る。鬼に喰われてね。
　 それで私は人が死ぬのを何回も見てきた。」




冬馬「そんなっ、・・・・！」


きょう「ならっ・・・俺はっ・・・どうすればいいんだよおおお！！！！！」





きょう、と呼ばれる男の子はひたすらに地面を殴った。

その拳には血が滲み、打ち付けられた地面はどんどん硬くなろうとも彼は構わず地を殴った。







痛いほど伝わってくるよ、その気持ち・・・


A「でも、あなたに本当に仇を取る覚悟があって
　 そのためには死も厭わない心があるのだったらあなたに
　 鬼を殺す方法を教えてあげる。」


きょう「本当か！？！」


A「ええ、でもさっき行ったとおり生半可な覚悟じゃすぐ死ぬよ。
　 それでもいいの？・・・」





きょう「ああ！！当たり前だ！！！絶対に・・・あいつらの仇をとってやる！！」

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