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私が鬼を倒して帰ってきた後も・・・まだ、彼らは泣いていた。



自分の不甲斐なさで・・・彼らを守れなかった。
彼らには、まだ未来があったのに。





でも・・・まずは、彼らの口から、・・・何があったのか聞きたい

鬼はもう私が倒したけど、・・・聞きたいのは、、そういうことじゃなくて








A「何があったの・・・?」




中央に集まっている子達に話を聞きに行く。

涙は止んでいたけど・・・それでも絶望していることに変わりわなかった。


男の子「誰だよ・・・お前・・・」

A「私は・・・Aだよ。皆の名前も、・・・教えてほしいな。」






暫くすると、一番小さな男の子が口を開いた。

冬馬「僕・・・冬馬・・・」



A「うん、冬馬君ね。年齢は?」

冬馬「9さい・・・」



A「そっか、9才か。教えてくれてありがとね。」


そう言って、頭を撫でて上げるとまた冬馬くんは泣き出してしまった。




冬馬「みんなはっ・・・みんなはどこにいるのっ・・もうっ、いなくなっちゃったのっ!?」


A「大丈夫、大丈夫だよ。」




私の隣で、啜り泣く小さな男の子に私はただ大丈夫という言葉しかかけてあげられない。

そもそも、大丈夫なことなんて万に一つもないのにな・・・






花音「私・・・花音です・・・11才です・・・」

A「うん、花音ちゃんね。教えてくれてありがとう。」






私が頭に手をのせても、この子は涙を流そうとしない。

必死に耐えてる。



死んだ彼らのためにも、涙を流さんとしているのかそれとも、
自分が涙を流して他の子たちに迷惑がかかることがないようにしているのかは分からないけど・・・


A「泣いていいよ。今、この瞬間は、我慢しちゃだめだ。
  皆のためにもいっぱい泣きなさい。」



花音「うっ・・・あぁっ・・・ああっぁぁっぁあああ!!!」









A「さて、君・・・お名前は?」



男の子「待て、お前は何者だ?どういう目的で俺たちに近づいた?
  さっき、森の中でお前は何をやっていた??
  もし、あの化け物について知識があるなら全て吐け。
  俺が、あいつを殺す。そして、皆の仇を取る。」

冬馬「ちょっと!きょう兄!!」



きょう「うるさい、お前は黙ってろ。」




A「・・・今の君にあの化け物は殺せない。絶対に。」

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ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ただ、まんまだと今度はぽんちゃんさんが楽しめないので少しアレンジしますね!!ご意見ありがとうございます(^o^)楽しみにしていてください!!! (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありっすね!わっかりましたぁ!!そのシナリオで書かせていただきます\(^o^)/ (2020年6月15日 17時) (レス) id: a93103136a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女でて、結構洗脳させる術あり、鬼殺隊も、一般隊士のかまぼこ組も、御館様もかがや様もまんまと、悪女の手にかかり、騙されて、夢主が悪者と認識されてしまう。 (2020年6月13日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
ミュー(プロフ) - ぽんちゃんさん» 確かに!ぽんちゃんさん、アイディアの天才ですか!!本編、絶対に悪女を登場させます!!楽しみにしていて下さい!!!\(^o^)/ (2020年5月31日 10時) (レス) id: 1a710dda11 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 悪女もまた見たい (2020年5月30日 17時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミュー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/  
作成日時:2020年5月21日 14時

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