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櫻井 side
桃井実子と対面するのは初めてかもしれない。
良くAがこの女の話をしていたし、レッスンや仕事で一緒になる事もあった。直接会話をした事はないけれど。
桃井「あ……、お話し中すいません……、」
櫻井「いや、大丈夫だけど……、」
A「実子ちゃん、どうしてん？」
桃井「えっと、横山くんたちがAの事を呼んでたよ。二宮くんたちとゲームするからって……、」
A「でも、私……、」
櫻井「いいよ、行っといで。また明日練習しよう？」
A「……うん、ありがとう！」
それだけ言うとAは合宿所へ向かって走って行った。
スタジオに残ったのは、俺と智くん、そして桃井実子と言う、何とも異色なメンバーだ。
桃井「あ、えっと、初め、まして？(笑)」
櫻井「まぁ、会った事はあるけど、直接喋るのは初めましてだね。」
桃井「改めまして桃井実子です、よろしくお願いします。」
櫻井「櫻井翔です。」
大野「……。」
桃井「えーっと……、」
櫻井「智くん？」
大野「何？」
櫻井「何って……、」
桃井「あ、大丈夫ですよ！大野智さんですよね？お二人とも有名なんで存じてます。」
櫻井「いや、有名って事はないと思うけど……、」
このドキドキは何だろう。
女子と話す事が久しぶりだからなのか。いや、Aも女子なのだけれど。
Aと話す時に感じる事が出来ないこのドキドキ感、それは自分が会話している相手が女子だからではなく、
大野「……。」
きっと、この男が原因だろう。
いつもの柔らかい雰囲気ではなく、ピリッとした緊張感を放っている。
大野「……帰る。」
櫻井「え！帰る！？」
桃井「……。」
大野「Aも戻ったし、もうここにいる意味ねぇもん。」
櫻井「いや、そうだけど……、」
桃井「私ももう戻るんで、お気遣いなく。」
櫻井「う、うん……、じゃあ俺も……、」
何だろう、この感じ。この場所が、この空気が怖い。
俺は智くんの背を追うようにスタジオを後にした。
櫻井「さ、智くん……？」
大野「……。」
俺の前を歩く智くんは、何かに怒っているかのようだった。その原因が何なのか、この時の俺にはまだわからない。
子供だった俺には、わからなかったのだ。
大野「嫌な予感がする……、」
この言葉の意味が、俺にはわからない。
桃井「ムカつく。」
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MiRAi∞YASU×YOKO - 感動しました(涙)これからも頑張って下さいっ！ (2019年5月5日 14時) (
レス) id: f6dda1eb95 (このIDを非表示/違反報告)
しずく。(プロフ) - 十八歳のときにファンになって、今も大好きです。更新頑張ってください。 (2017年9月11日 21時) (レス) id: d953f12a9c (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズ大好き∞(プロフ) - Twitterフォローさせていただきます！ これからも頑張ってください！ (2017年1月18日 21時) (レス) id: 3f87c92ec9 (このIDを非表示/違反報告)
Rii!(プロフ) - ふ〜わふわさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします。by.櫻井 (2016年10月13日 23時) (レス) id: 39d5af13c3 (このIDを非表示/違反報告)
Rii!(プロフ) - ののさん» ただ悲しくて、ただ苦しい。そんな作品ですが、これからもよろしくお願いします。by.櫻井 (2016年10月13日 23時) (レス) id: 39d5af13c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rii!
| 作成日時：2016年8月29日 0時
