九匹目 ページ12
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少し雨は和らいだが、駅まで走ったらずぶ濡れだろうと一ノ瀬さんに説得されてしまった。俺は傘をもって、なるべく一ノ瀬さんが濡れないように、そして道の外側を歩いた。
彼方「先程言うの忘れてましたが、真冬がお世話になってると聞いています。」
『相川 真冬くん…のことですか？』
彼方『はい。昨日の昼、歌ってみたを初投稿された…るふさんですよね。」
まさかと彼の方を振り向くと、彼はクスリと人差し指を口の前でたてて、歌い手のそらるですと笑った。
あのそらるさん…美ブラートの持主←
どうやら真冬くん…まふまふさんが俺を紹介したらしい。でも俺が知っていて大丈夫なのか。
彼方「知ってても構いませんよ、大神さんは真冬の友達ですし、歌い手です。」
気を使って言ってくれたのか、本当のことを言ってくれたのかわからないけど、彼がそう言ってくれたので少し肩の重みが軽くなった。
こんな歌い手始めたばっかの俺がこんな素敵な大先輩と傘入ってて刺されないだろうか。
『もしよろしければこれから一ノ瀬さんと仲良くなりたいんですが…友人として。もちろん歌い手としても。』
彼方「…じゃあ敬語外そう、面倒くさいし。」
『ああ…わかった。』
さっき見た同じ微笑みを彼は俺に見せる。運命なのか偶然なのか、そんなこと考えてたら駅に着いた。
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一ノ瀬さんと別れたあとのこと。弟の奏から次の休みに遊びに来ると言った。大神 奏 (オオガミ カナデ)…誰もが言っていた、違う腹で生まれたせいか俺と奏は見た目も性格も正反対ということを。
彼は社交的で人気者。唯一 接点があるのは昔から二人とも歌うことが好きだったというところしかない。
奏が中学に入ったとき、母親と父親…俺にとって義理母と父親が交通事故で亡くなった。
『たしかこんな雨の日だったけ…』
すぐ就職した、必死に頑張った。唯一の家族が奏だけだったから、守らなくては、と。
それに…大学の奴らはいつも俺は才能があると言っていたが、努力次第で変われることを証明したかった。
だがこれは五年前の話だ…
今 奏は高校３年生。一人暮らしなので俺が仕送りしているが、俺の荷を軽くしたいがためにバイトをしているらしい。
学校生活は楽しいだろうか？
背は伸びてるだろうか？
ああ、二人でカラオケ行って俺が歌い手を始めたことを言おう。一緒にお昼ご飯食べながら雑談しよう。
早く奏に会いたいな。
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ボケてる飼育員です((((；ﾟДﾟ)))))))(プロフ) - 加紫さん» 今登場シーン書いてるところなんですが、、、やっぱ攻めでしょうか！！ (2017年12月21日 20時) (
レス) id: 834b0d8189 (このIDを非表示/違反報告)
加紫 - 皆に便乗。私も調味料さんたくさん出てきてほしいです(´[]`) (2017年12月21日 19時) (レス) id: 702834c284 (このIDを非表示/違反報告)
TAT(プロフ) - ボケてる飼育員です((((；ﾟДﾟ)))))))さん» 理解する人やっとあえたー！この小説面白いので調味料に攻められてる夢主を見たいなーってwww (2017年12月15日 16時) (レス) id: 31c47bf64e (このIDを非表示/違反報告)
ボケてる飼育員です((((；ﾟДﾟ)))))))(プロフ) - TATさん» 腐男子歌い手といえば調味料さんですよね！大神さんの職場で…おっと失礼です。 (2017年12月15日 8時) (レス) id: 834b0d8189 (このIDを非表示/違反報告)
TAT(プロフ) - こんばんわー!調味料を出すリクエストしに来ましたー！ (2017年12月14日 17時) (レス) id: 31c47bf64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボケてる飼育員です((((；ﾟДﾟ))))))) | 作成日時：2017年10月1日 22時
