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知識をもたらす蛍石は ページ9
ロードとリイナと両親と親戚達は、知らない事を探し見つけ研究し、新しい技術を次々に生み出しました。
フローライトは全く役に立ちませんでしたが
その振る舞いが自然と周りを励ましていました
30回目になってもわからないことは尽きなくて
40回目でも幸せでした。
そんなある日、誰かが召喚したクラーケンが、両親が乗った船を襲いました。
あの時以来毎回生まれるたびに記憶が吹っ飛んでいたフローライトは当たり前の様に泣きじゃくりました。
ロードとリイナは当たり前のように笑顔でフローラを励まし慰めました。
クラーケンを召喚したのは三姉妹の誰かだという噂が流れ
三人は一時的に家を離れる事になりました。
その時、住む事に決めた山奥の空き地
そこに、藍は待つように立っていました。
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作者名：明林檎 | 作成日時：2015年3月18日 4時
