IDOLiSH7、SNS用写真担当の写真ちゃん(♂︎) そのに！【IDOLiSH7】 (ページ12)

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お店の名前ページ12

大阪公演も無事に成功。アイナナくんたちが寝静まった夜。僕は睦月と母さんと向き合っていた。

渚「睦月の希望店舗はこんな感じよ。」

『ふーん。…あ、東京で出したいん？』

睦「((ｺｸﾘ」

『せやな…立地的にはこれかこれがええな。内装は後でええから…。イートインはあり？』

睦「((ｺｸｺｸ」

『ん。じゃあこっちやな。広さが必要やから。これでええか？」』

睦「((ｺｸﾘ」

『あとは従業員雇わなあかんな…睦月無口やから、ちゃんと意志を汲み取ってくれて、且つ接客が美味いやつ。如月使うか？』

渚「いいの？」

『ええと思うで。ほら、あいつ顔もええから客寄せにもなる。店名は？』

睦月が遠慮がちに出てきた紙には、『inizio』と書かれていた。

『inizio…。イタリア語で始まりを意味する言葉やんな。やっぱり睦月やから？』

睦「…歌方組のおかげ。ケーキ屋を始められた。好きなこと、していいよって。」

『睦月…。』

睦「始まりは、歌方組。新しいスタートが、お菓子。みんな褒めてくれる。お店が、誰かの始まりになればいい。」

そこまでウチのこと大切にしてくれてたんやな…。ほんまに睦月はええ子やな。

『睦月が安心して新しい門出を迎えられるよう、僕も頑張るから任せとき。』

渚「お店のレイアウトなら任せてや。ほな紙広げて話そか。澪はもう寝なさいな。明日にはもうここ離れるんやろ。」

『せやな…。くぁ…。さすがに寝るか。あっち戻ったら店抑えとくわ。』

渚「ありがとうな。」

『こちらこそ。』

さて、ほんまに寝るかな。