今年、トラブル起こりすぎww【ツイステ】 (ページ16)

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【Episode１３】ページ16

前回のあらすじ
ユ「学園長の手から逃げ出したグリムを我が最推しA。そしてリドル、アズールの3人で捕獲したよ！」
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ユウside
学「どうにかしてください！貴方の使い魔でしょう！？」

こちらを見て尋ねてくる学園長。

ユ「違います」

学「しっかり躾を……………え？貴方のじゃない？」

ユ「見知らぬケモノですね」

と毛玉を見ながら否定する。

学「………そ、そうでしたっけ？」

『………。』ｼﾞﾄﾘｯ

Aくんはどんな顔してもカワイイねｯｯ！！

学「ごほん！では、学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりしません。私、優しいので」

いや、鍋にするって…。優しいとかの問題じゃないだろ。

『へーーー』ｼﾞﾄﾘｯ

学「ホイラーくん！！そんな目でこちらを見ないで下さい！！！」
　「誰かお願いします」

グ「ぎにゃー！離すんだゾ！」
　「オレ様は……絶対、絶対！」
　「大魔法士になってやるんだゾー……！」

これもストーリーを読んでいて思うことの一つ。

ユ「なんであんなに必死なんだろう」ﾎﾞｿｯ

そんな言葉は誰にも拾われることなく、各寮の移動音と共に消えていった。

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学「ーーーさて、ユウさん。大変残念なことですが…………」
　「貴方には、この学園から出て行ってもらわねばなりません」
　「魔法の力を持たない者をこの学園へ入学させるわけにはいかない」

まぁ、当たり前だよね。だって名門魔法士養成学校なのに魔力を持たない奴がいたら誰でも通えるようになっちゃうもんね。でも、通うことになっちゃうんだけど…。

学「心配はいりません。闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう」

それはどうだか……。

学「さあ、扉の中へ。強く故郷のことを念じて…………」

ユ「長い夢だった」

学園長の言うままに、僕は自分の住んでいる街や自分の身近な周りの人々を思い浮かべた。

人で賑わう道。上を見上げるほど高いビルの数々。そして、ここまで僕を育ててくれた両親。僕のことを可愛がってくれた兄。甘えん坊な妹。

他にも色々なことを思い浮かべた。

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