脇役 ページ4
「好きなんでしょ?アイツのこと、まったく!ユキは鈍感だよね、自分の気持ちにも気づかないなんて」
「ナナ......わ、わたし...寺崎君が...」
「なにまよってんのよ!早く行きな!じゃないとあたしが取っちゃうんだからね!」
「ナナ......ありがとう!行ってきます!」
「おー、せいぜい寺崎のヤローと仲良くね」
あーあ、行っちゃった。
あたしの恋もおしまいって奴だな...
ずっと好きだった。中学で出会って、鈍臭いけど、ほっとけなくて、世話してるうちに変な感情まで持っちゃったけど、友達でいられるならいいっておもってたのに...
思いが告げられなくてもいいっておもってたはずだったのになぁ...
「ユキ」
ゆき、ゆき、ゆき、あたしの大好きな人、1番大切な人。
ほんとはあんなオトコになんて絶対に譲らないって思ってけど、恋するユキはとても可愛くて...
応援するなら、もうこの気持ちとはおさらばしなきゃいけないってわかってた。もうとっくに忘れたはずだった。
でも、やっぱり、
「すきって言えばよかったな...」
やっぱり好きだよ...ゆき...
「好き、好きだよ、ゆき」
「きっとずっと好きだけど、一緒にくらいいさせて欲しいなぁ...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ギャル系幼馴染×ゆるふわ主人公
よくいる、親友ポジの女の子。男なんかにわたしたくないけど、主人公ちゃんが好き故に無理して押し出す...みたいな?
百合すきです。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←ピアノ2
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いつか | 作成日時:2017年10月14日 22時