＊８＊個性的な自己紹介 ページ9
『えーっと…申し訳ありません、どなたですか？』
とりあえず、階段の上の人に質問を投げかけつつ、靴を脱いで(実はさっきからずっと履いていた)96猫さんの隣に立つ。
ちなみに、玄関の靴おきばのところに立っていたのは、気づけば私だけだった。
広い玄関ホールにおいてあるソファに天月さんとしゃむおんさんは座り、店長さんはその近くに横たわっている。
96猫さんは靴置き場の近くに居るものの、きちんとスリッパだ。
私が家にあがるのを待ちわびていたらしい階段の上の人は見るからにうれしそうに。
「誰でしょうー！当ててみて！」
…と、言った。
あれーなんでだろー小学校の教室と黒板が見える((
「ちょｗｗその声じゃ無理あるってーｗ」
96猫さんが笑いながら言った。
え…？どういうことなのか把握できてない。
すると、店長さんがまだ持っていたパイプ椅子をいじりながら。
「ねえねえ、あれ言ってみなよ」
―…“あれ”？
私が首を傾げる。
そしたら、…しゃむおんさんと天月さんが急に立ち上がって。
「「パンツヒーローさん出番でーす！！！！！」」
…と、声をそろえた。
ちなみに、店長さんはしゃむおんさんが立ち上がったときの足が直撃して「あう」といって倒れていた。
…っていうか、え！？
「パンツじゃないわよ！とうッ」
嬉々として、待ってましたとばかりに階段から飛び降りる男性。
…その声は、さっきとは違い。
なんていうか…一言で言うと…
“フリーダム”
そして華麗に着地。
すかさず私にドヤ顔。
やっと出た言葉は。
『…………………あ、ああ』
だった。
隣で、96猫さんが大爆笑している気配がする。
「何よその薄いハ・ン・ノ・ウ！やぁねぇ！そんで、私が誰かはわかったのかしら！」
い、いや、分かるも何も。
『アンダーバーさん…ですか？』
「きゃー正解！素敵！改めてハジメマシテ！！んーまッ」
『…………あ、ありがとうございます』
「う、うんごめん謝るからさ、その視線やめてください。んで…よかったら、アンさんって呼んでください」
『あ、アン…さん？』
戸惑っていると、困ったようにアンさんが普通の声に戻った。
…あまりの衝撃の連続に、もう驚かずにふつうに名前を呼べる自分がいる。
しゃむおんさんが笑いながらアンダーバーさんに話しかけた。
「アンダーバーさんで自己紹介５人目。一番個性的だったんじゃない？」
「あ、やっぱり？」
ちょっと照れているアンさん。
…なんでかは知らない。
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来賓 - 天月さんだったら天「〜〜」みたいな感じにしてもらえると嬉しいです！お願いします(･ω･｀人) (2017年9月28日 19時) (
レス) id: 00ddd4f313 (このIDを非表示/違反報告)
カノン - 読み返し3回目です！ (2017年8月8日 12時) (レス) id: 451c3d138b (このIDを非表示/違反報告)
CORITTK2(プロフ) - 読み返し10回目(*^^*)なう〜(*´ω｀*) (2016年11月27日 0時) (レス) id: 6ac753d7da (このIDを非表示/違反報告)
遥 - 読み返し3週目なうです (2016年11月11日 22時) (レス) id: b5ff9d8745 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃＿ayano(プロフ) - 何度読み返しても最高です(*´-`) (2016年9月20日 7時) (レス) id: 1e4aaa14fc (このIDを非表示/違反報告)
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