【挿絵入った】シェアハウスでの日常。【歌い手】

＊４１＊朝 ページ43

*まふまふサイド*

朝起きると、みんながいなかった。

リビングのテーブルに置かれた置手紙。

“おはよー、まふくん！アンでーす。不動産のみんなと俺らで物件見てきます！場所は木があるとこでーす。遅かったからおいていったよ！じゃあ、また夜に会いましょう！”

「は…どこ、そこ…？」

広いリビングに俺の声が響く。
え、ちょ、どういうこと。
本気で誰もいないんだけど。

戸惑う俺。
…すると、台所の扉が開いた。

ひょこり、と顔を出したのは。

「……！」
『…あっ、まふまふさっ…ごめんなさい！』

Aさん、だった。
いや、もうさん付けなんてしなくていい。
Aでいい。
さん付けするような奴じゃない。…ような、気がするだけ。

そいつは、俺の顔を見てあわてて台所にすっこんだ。
―…目が、ばっちり合ってしまった。

「部屋、絶対入ってくんなよ！！」

俺はそういい捨て、リビングを出て、部屋に閉じこもった。

あいつとは絶対話したくない。

…あの目は、もう絶対見たくない。

嫌なんだ。

耐えられないんだ。

知ってる。


そろそろこういう子供なことはしちゃいけないって、知ってる。

拒絶する理由がAにないのも、知ってる。

けれど、だめだ。

…俺は、そんなに大人になれない。


―…いつかの遠い記憶が、俺を蝕んでいる。




〜〜〜〜〜

なんか目、目ってメカクシ団くさi(((

あと、みなさんコメありがとうございますー！
スランプ脱出できそうです！アドバイスありがとうございます＾＾

正直コメみてなきそうになりましたありがとうございます((
改めて皆さんに支えられているなぁと実感。

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