３２ 部活２ 【変更点あり】 ページ47
家に帰ってからすぐに、爽も帰ってきた。
いつもはもうちょっと時間が空くんだけど…まあいっか。
『ねえ爽』
「うん？何？」
カバンの中身を取り出していた爽が振り向いた。
『部活どうする？』
「軽音部に入るつもりだよ。あれ、Aは入んないの？」
キョトンとした爽。
…え、ちょっと待って。
『軽音部？！』
「え、知らないの？」
『いや、知らないんじゃなくて、
あそこ入部するのに書類審査とか、先輩の前で歌うとかあるんでしょ？』
軽音部は入部することが難しいらしい。
そんなところに爽、入る気なの？
「あぁ、それは一般の子でしょ。
僕たちは一般じゃないから普通に入部届出して終わりだよ」
一般？
え、よく分かんないんだけど。
『一般と私たちの違いって何？』
「まだ分かんない？歌い手やってるか、やってないかの違い」
『あっ、そういうこと？』
「うん。だから、軽音部の誰かから推薦を受ければいいの」
へー。知らなかった。
『それ誰から来たの？』
「そらるさん」
最近耳が聞こえにくくなったらしい。
そらるさんとか、ありえない。
『えっと…もう一回』
「そらるさん」
『え、それ本当？！』
「うん、本当。一昨日DM来たよ。
まあ、Aにも来てると思ったから言わなかったんだけど」
『華日の事件があった日か』
「そう。どこで僕の正体に気づいたんだろうね？」
『え、教えてないの？』
思いがけない爽の言葉に思わず反応する。
「教えてないよ。
というか、そらるさんが送ってきたってことは、
『え、あ、そうだね』
「そらるさんに会えるかもしれない」
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霧雨 - nqrseくんって出せますか？ (2019年2月26日 9時) (
レス) id: f8afc2f482 (このIDを非表示/違反報告)
りょうか - 君色。さん» コメントありがとうございます！他の作品もみてくださってるなんて…！ありがとうございます！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: a812e7560b (このIDを非表示/違反報告)
君色。 - 他のも見せてもらってます！もう///なんでこうツボってくるんですかね/// (2017年12月27日 10時) (レス) id: 51a53eab2a (このIDを非表示/違反報告)
よしな - りょうかさん» ( *・ω・)ノ (2017年12月27日 9時) (レス) id: d8f898cd6d (このIDを非表示/違反報告)
りょうか - よしなさん» *.(*´▽`*).° (2017年12月27日 6時) (レス) id: a812e7560b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょうか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a812e7560b/
作成日時：2017年12月8日 16時
